『岸辺露伴は動かない』「六壁坂」などエピソードが明らかに 笠松将らの場面写真も

『岸辺露伴は動かない』エピソードが明らかに

 12月27、28日、29日にNHK総合で放送される高橋一生主演ドラマ『岸辺露伴は動かない』の第4話、第5話、第6話のエピソード、および場面写真が公開された。

 本作は、荒木飛呂彦原作の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズから派生した『岸辺露伴は動かない』シリーズを実写化したミステリードラマ。相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、さらに指示を書き込むこともできる力“ヘブンズ・ドアー”。そんな特殊能力を備えた漫画家・岸辺露伴が、遭遇する奇怪な事件や不可思議な現象に、女性編集者・泉京香と立ち向かう。

 2020年12月に放送された第1話〜第3話は大きな反響を呼び、視聴者からの熱い声を受け、第4話〜第6話の製作が決定。主人公・露伴役を高橋、泉京香役を飯豊まりえが続投するほか、第4話ゲストに笠松将、第5話ゲストに市川猿之助、第6話ゲストに内田理央が名を連ねた。

 第4話のエピソードタイトルは「ザ・ラン」。露伴は会員制のスポーツジムで橋本陽馬(笠松将)という若い男と出会う。陽馬は駆け出しのモデルで、事務所の社長から「体を作れ」と指示されてジムに通う、無気力でつかみどころのない青年だった。だがこの日を境に陽馬はランニングにのめり込むようになり、「走り」に対する執着は次第に常軌を逸していく。ある日、久しぶりに露伴の前に姿を見せた陽馬は見違えるほど自信に満ちあふれていた。そして陽馬は、露伴にマシーンを使った「あるランニング勝負」を提案する……。

 第5話のエピソードタイトルは「背中の正面」。露伴の家にリゾート開発を請け負う会社の営業部に勤める男、乙雅三(市川猿之助)が尋ねてきた。家の中に招き入れると、男は背中を壁につけたまま這いずるようにして入ってくる。靴を脱ぐときも、椅子に座るときも、紅茶を飲むときも、愛想笑いは返しても、男は決して露伴に背中を見せようとしなかった。その奇妙な行動に猛烈に好奇心をかきたてられた露伴は策を弄して無理やり男の背中を見てしまう。すると背中を見られた乙を異変が襲い、その異変はやがて露伴にも……。

 第6話のエピソードタイトルは「六壁坂」。露伴は妖怪伝説を取材するためだけの理由で「六壁坂村」の山林を買い破産してしまう。「財産よりもネタが大事」な露伴は妖怪伝説の謎を追って京香と村を訪れるが、手掛かりは見つからない。そんなとき露伴の前に現れたのは、村一番の名家の跡取り娘、大郷楠宝子(内田理央)だった。楠宝子は露伴が村を訪ねた 理由を探ってくるが、自らも何かを隠しているようだ。楠宝子の記憶をヘブンズ・ドアーで読んだ露伴は、楠宝子と六壁坂にまつわる驚がくの真実を知ることになる。

■放送情報
『岸辺露伴は動かない』
NHK総合にて放送
第4話「ザ・ラン」 12月27日(月)22:00~22:49
第5話「背中の正面」 12月28日(火)22:00~22:49
第6話「六壁坂」 12月29日(水)22:00~22:49
(第1~3話:2020年12月放送)
出演:高橋一生、飯豊まりえ
第4話ゲスト:笠松将
第5話ゲスト:市川猿之助
第6話ゲスト:内田理央
原作:荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』
脚本:小林靖子
音楽:菊地成孔
演出:渡辺一貴
人物デザイン監修:柘植伊佐夫
制作統括:鈴木貴靖、土橋圭介、平賀大介
制 作:NHK エンタープライズ
制作・著作:NHK、ピクス
(c)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
(c)NHK・PICS

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