原田知世主演ドラマ『スナック キズツキ』に成海璃子、小関裕太、浜野謙太ら出演へ

『スナック キズツキ』に成海璃子ら出演

 10月8日深夜0時12分からテレビ東京系で放送がスタートする原田知世主演ドラマ『スナック キズツキ』の追加キャストとして、成海璃子、平岩紙、塚地武雅、小関裕太、浜野謙太の出演が発表された。

 本作は、『僕の姉ちゃん』ドラマ化でも話題の益田ミリの人気漫画を実写化する“癒しドラマ”。家庭のこと、職場のこと、恋人とのこと……誰もが傷を抱えている。そんな傷ついた人がたどり着くちょっと変わった店、それが“スナック キズツキ”。客を出迎えるのは、これまたちょっと変わった店主のトウコ(原田知世)。この“アルコールを置いていないスナック”で、温かい飲み物と、美味しい料理、そして歌ったり……日々溜め込んでしまいがちなちょっとした「キズ」を、スナックのママ・トウコと一緒に発散する。

 成海が演じるのは、コールセンターのオペレーター・中田優美。総菜屋の店員・安達よしみ役を『僕の姉ちゃん』への出演も決まっている平岩、広告代理店「大雄企画」の社員・佐藤悟志を塚地武雅、広告代理店「大雄企画」の社員で、佐藤の部下・瀧井潤を本作で今年4度目のテレ東ドラマ出演となる小関が演じる。

 皆それぞれ傷ついていて、知らないうちに傷つけ合っていて、気が付いたら“スナック キズツキ”を訪れている。そんな不思議な関係性を持った“スナック キズツキ”のお客さんを、個性豊かなキャストが演じる。第1話で“スナック キズツキ”を訪れるのは成海。平岩、塚地、小関は、その周囲の人物として登場。果たして、彼らはどんな関係性なのか。そして話が進むと、彼らもまた“スナック キズツキ”を客として訪れることになる。また、ドラマオリジナルキャラクターである、トウコと仲良しな酒の宅配業者・こぐま屋役を浜野が演じる。

 さらに、本作のオープニングテーマが、清竜人の書き下ろし楽曲「コンサートホール」に決定した。第1話の場面写真も公開。アルコール置いてないスナック「スナック キズツキ」でギターを弾いているトウコ(原田知世)の姿が捉えられている。

ギターを弾いているトウコ(原田知世)

ギターを弾いているトウコ
(c)益田ミリ/マガジンハウス

コメント

成海璃子(中田優美役)

特別ドラマティックな展開はないのですが、
とても共感できる内容で、想像力を掻き立てられる本だな、と思いました。
私が演じた中田という役は気を遣って自分の気持ちをなかなか言えないところがある役で、
そういう思いを抱えている方は現代にも多いと思うので、
共感していただけるよう、細やかに表現できればなと思いました。
トウコさんは必要以上にお客さんを気にかけたりしない、
あの距離感がとても素敵です。
私自身とても気にしやすい性格なので、日々いろんなことを感じてしまうのですが
言葉にしなくても一緒にモヤモヤを発散できる、あのスナックに行ってみたいですね。
特別なことではなく、日々の生活の中 にあるちょっとした心の傷を
癒してくれるドラマです。
毎話いろんなキャラクターもでてきますので
きっと幅広い世代の方に共感していただけると思います。
是非楽しみにしていてください。

平岩紙(安達よしみ役)

最近、ご縁を頂いております益田ミリさんの原作、そして15年ぶりになる筧監督とご一緒させて頂ける事、とっても嬉しかったです。
スナック キズツキは夢の中にあるお店かのようです。もう一度行こうとしたら、辿り着けないような、偶然行き着くと、ホッと、あたためてくれるような、心に絆創膏が必要な人が出会えるお店。
原田さんが演じられる店主トウコさんに出会える日をドキドキしながら心待ちにしております。
私の演じる安達さんは、ごくごく普通の、一生懸命働いて、自立している女性です。
仕事場では頼まれ事も断れない、いい人。だけど悶々と溜まるストレスもあり、見えない相手に、ついついあたって自己嫌悪に陥ってしまう、、素直に生きたいものだと何度も反省している人。
深呼吸が必要です。
脚本自体が、とても面白くて、バトンパスのように毎話毎話、少し心が疲れている登場人物が現れます。キズツキを後にする時は、ぽわんと、たんぽぽが咲いたような、あたたかさがあります。全話カラーが違うので、私も、拝見するのを楽しみにしています。皆様も是非です。

塚地武雅(佐藤悟志役)

不思議だけど雰囲気のあるお店ってあるじゃないですか? 『スナック キズツキ』は、その究極版だなと。感傷的になることも多い暮らしの中で、家族や友人に支えてもらうこともあるし、誰にも構われなくない時もある。その中間のような雰囲気のお店と店主。
トウコは何者なの?とも思える素敵なお話だなと思いました。僕自身も癒されたいなと。
本を読ませて頂いて、佐藤悟志=僕。じゃないですか?と。これはもう当て書きですよ。僕が僕のこと書いたっけ?と思うような私生活に近すぎる内容。共感しまくりです。なので佐藤はトウコに僕は原田知世さんに癒やしてもらいます。笑
今回は演じずありのままの僕自身をお見せできるかと。
なのである意味迫真の演技となることでしょう。笑
ただキズツいたことの発散方法がなかなか大変な役ですので、そこにも注目していただければ。
全力で発散しています!
人は誰でも傷ついて生きてる気がします。
太ってるなー。おっさんだな。オタクだな。一生独身だよ。とか言われることありませんか?
…あっ、全部自分のこと!
スナックキズツキを見て皆さんも疲れや傷を癒やして明日の活力にしていただければ。
トウコ…魅力的です!

小関裕太(瀧井潤役)

この原作を読んだときに、ホッとひと息休まるような温かい物語だったので、一人の読者として自分も肩の力を抜いてもらいました。僕はこの作品に出てくる傷ついた人のひとりを演じます。
何気ない日常の中での「少しの我慢」「少しの気遣い」って、小さな針が風船に刺さったように、心をしぼめていきますよね。しかも気づかないうちに。そんな傷を癒してくれるスナックキズツキに、皆様も出逢ってみてはいかがでしょうか。

浜野謙太(こぐま屋役)

原作にはいないキャラクターということなんですが、この豪華キャストの中に、そして! 原田知世さんと共演させてもらえる幸せを思うと、本当にねじ込んでもらえてありがとうございますと思います。
エンターテイメントさえ合理的にマーケティング的に作られる昨今で、生きづらさ、ぼんやりとしたツラさをしっかりと描くことは本当に大切なことだとおもいます。脚本は、人物たちが少しづつ繋がっているというのも面白くてダーっと読めてしまいました。
なるべく日常の風景、なんでもないけど愛おしい、街の一部、あたかも街の活気の一部として原田さんをほっこりさせられればいいなと思います。原田さんのことだけ考えようと思います。
出演者が皆さん素敵で実力派の方々なので1話1話が味わい深いものになるんじゃないかなとおもいます。深夜に力を抜いてみんなで原田知世さんに癒されましょう!

清竜人

清竜人

愛されず愛さずに、傷付けられず傷付けずに、生きていけたらと考える夜には、
知らない誰かが作ったあの歌を歌いたい。
知らない誰かが作ったギターを奏でたい。
知らない誰かが作った酒を飲んでいたい。
知らない誰かが作った煙草を吸っていたい。
知らない誰かが作った月を眺めていたい。
私と世界の関係は、そのくらいが丁度良いのだと、結い上げた髪を解いて、乱れた心を誤魔化すのさ。
Good night, Today. See you tomorrow. 

■放送情報
ドラマ24『スナック キズツキ』
テレビ東京系にて、10月8日(金)スタート 毎週金曜深夜0:12~放送
※テレビ大阪の放送日時は未定
出演:原田知世、成海璃子、平岩紙、塚地武雅、小関裕太、浜野謙太
原作:益田ミリ著『スナック キズツキ』(マガジンハウス刊)
監督:筧昌也、湯浅弘章
脚本:佐藤久美子、今西祐子
チーフプロデューサー:阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)、井上竜太(ホリプロ)、奥村麻美子(ホリプロ)
オープニングテーマ:清竜人「コンサートホール」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作:テレビ東京・ホリプロ
製作著作:『スナック キズツキ』製作委員会
(c)『スナック キズツキ』製作委員会
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kizutsuki/
公式Twitter:kizutsuki_tx
公式Instagram:kizutsuki_tx

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマ情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる