【ネタバレあり】『ホワット・イフ…?』第5話はゾンビ回 ワンダのヴィラン化を暗示?
スパイダーマンことピーターが蜘蛛糸を使って列車を走らせようとするくだりは、映画『スパイダーマン2』で、蜘蛛糸で電車の暴走を止めようとしたシーンの逆で面白いし、またバッキ―VSキャプテン・アメリカ(ただしゾンビ)の、盾の投げ合いバトルが再現されるのも嬉しい。
クライマックスはゾンビ化したワンダとヒーローたちの戦いです。『ワンダヴィジョン』とは逆でヴィジョンがワンダを生き残らせようと悲劇を起こすわけです。ワンダが最強の敵としてヒーローたちの前に立ちふさがるわけですが、これはこれからのMCUでワンダがヴィランになることを暗示しているのかもしれません。また事件の発端が量子世界であり、次のアントマンとワスプの映画のタイトルが『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』であり量子世界(クアントム)を描いた作品であることを考えると、この量子世界からの脅威がこの先のMCUにたくさん登場する布石かも。
今回もほぼ映画と同じキャストが声を当てていますが(スパイダーマンはトム・ホランドではない)、ティ・チャラはチャドウィック・ボーズマンさんです。だから、なおさら彼の最後のセリフが心に染みます。
■配信情報
『ホワット・イフ…?』
ディズニープラスにて、毎週水曜16:00〜独占配信中
(c)2021 Marvel