木村拓哉、海外ドラマ初出演は期待大? 近年の演技経験を汲むかのような配役に

 木村拓哉が、Hulu Japanが共同製作で参画するドラマ『THE SWARM(原題)』に参加する。木村にとって本作が海外ドラマ初出演となる。

 本作は、HBO製作ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要プロデューサーのひとりで、エミー賞受賞歴を誇り、インタグリオ・フィルムズのクリエイティブ・ディレクターであるフランク・ドルジャーが製作総指揮を務める海洋SFサスペンスドラマ。ヨーロッパ各国の主要放送局とHulu Japanが共同製作を手がける。

 Huluがグローバルに製作に参加したプロジェクトと聞いて思い出すのが、2020年のミステリードラマ『THE HEAD』だ。エミー賞受賞の世界的ヒットドラマ『HOMELAND/ホームランド』のエグゼクティブ・プロデューサーでもあるラン・テレムが製作総指揮を務めた『THE HEAD』には、日本人キャストとして山下智久が参加し、全編海外ロケ、英語での演技に挑戦した。

 そうしたケースに続く形での今回の出演となった木村。2019年の微博星耀盛典(ウェイボー・スターライト・アワーズ)でも受賞経験を持ち、グローバルに活躍する可能性は大いに秘めていると言ってもなんら過言ではない。映画のジャンルでは、『青いパパイヤの香り』『ノルウェイの森』などで知られるトラン・アン・ユン監督の『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』で、ジョシュ・ハートネット、イ・ビョンホンとも共演。そして今回、ドラマという枠で海外挑戦を果たす。

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