『恋はDeepに』明らかになった倫太郎の“さがしもの”に涙 後半戦突入で海音と急接近!?

「きれいだったから。ずっと大切にしなくちゃって、なぜか思ったんです」

 ツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)の「さがしもの」が、あるいはその一部が見つかった『恋はDeepに』(日本テレビ系)第5話。しかも見つけたのは海洋学者・渚海音(石原さとみ)だった。やはり、倫太郎の母親は25年前に星ヶ浜の海で亡くなっていた。倫太郎が投げたビーチボールを取りに海に入って帰らぬ人となったようだ。

 倫太郎が以前スキューバダイビングしていた理由を聞かれて「さがしもの」と答えていたのは母親との思い出だったのかもしれないし、何か母親の形見となるようなものだったのかもしれないが、陸上に出る前の海音が倫太郎の母親の指輪を海の中で拾っていたのだ。こんな因縁ってあるのだろうか。

 やはり倫太郎が「海中展望タワー」建設にこだわる理由は「大切なものを奪った憎き星ヶ浜に、だからこそ幸せいっぱいのマリンリゾートを開発する」という、どうしたって戻らない過去の無念を晴らすためだったのだ。

 一方、兄・光太郎(大谷亮平)にとっては忌々しい場所でしかない星ヶ浜はマリンリゾート開発では飽き足らず海底資源の開発まで発表し、骨の髄まで吸い尽くしてやろうという搾取の対象でしかないようだ(母親を奪った星ヶ浜をいっそのこと壊してしまいたいという思いもあるのかもしれない)。

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