スヌープ・ドッグもほぼ本人役でパーティー三昧 『ビーチ・バム』新場面写真&予告編公開

スヌープ・ドッグもほぼ本人役でパーティー三昧 『ビーチ・バム』新場面写真&予告編公開

 4月30日より全国順次公開となる『ビーチ・バム まじめに不真面目』の新場面写真と予告編が公開された。

 本作は、『スプリング・ブレイカーズ』以来7年ぶりとなるハーモニー・コリン監督の最新作。ムーンドッグは、かつて一冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛されていた詩人。しかし、その後は長らく大富豪の妻に頼り、酒とマリファナと女、太陽と海、船をこよなく愛し、ハウスボートでのパーティなどお祭り騒ぎの放蕩生活を送っていた。フロリダの太陽と海のもと、自由気ままに日々楽しんでいたムーンドッグだったが、ある事件がきっかけで、新しい詩集を出版しなければ無一文のホームレスになるという窮地に陥る。

映画『ビーチ・バム』予告編

 このたび公開された予告編は、物語の舞台であるアメリカ最南端の楽園、フロリダ州キーウエスト島で開催されている地元のフェスで、本人役で登場している伝説的カントリー・ミュージシャン、ジミー・バフェットらに続いて登壇したムーンドッグが、得意の下ネタポエムを朗読し、雄叫びで客席を沸かせる場面から始まる。スヌープ・ドッグがほぼ本人役で演じる悪友ランジェリーらと、ハウスボート上でパーティー三昧の日々を送るも、とある事件をきっかけに警察につかまり、「馬鹿騒ぎはおしまいよ!」と裁判所で更生を強要される。しかしムーンドッグは、何が起こっても、「Fun is a fucking Fun」と言い放ち、現状を楽しむことを恐れない。ジョナ・ヒル演じるムーンドッグの出版担当から、「お前は酒と女で才能をムダにしたんだ」とからかわれながらも、ジャーナリストからのインタビューに対し「(社会の人々は)無理をしてつまづく奴が多い。(生きるのは)ただでさえ大変なのに。人生ってのは山あり谷ありだ。俺はとことん楽しみ尽くしてやる」と、自らの生き方を高らかに宣言する、印象的なシーンが切り取られている。

 また、ムーンドッグが刑務所で出会った、牧師の息子(ザック・エフロン)や、イルカ船の船長(マーティン・ローレンス)など、個性豊かな面々も登場。彼らを頼りながら自由を奪回する旅に出るのだが、果たして、ムーンドッグが辿り着く先は……。

 そして、異例のベストセラー&ロングセラー哲学書となったデビュー作『構造と力』(1983年)と次作『逃走論―スキゾ・キッズの冒険』(1986年)によって、コリンと同じく“アンファン・テリブル(恐るべき子供)”として世に登場した批評家・浅田彰よりコメントが到着。マコノヒー演じる放蕩詩人・ムーンドッグの一見不道徳・不謹慎で、周囲から嘲笑されるその生きざまを、絶妙なバランスが取れた快楽主義者/真の自由人として賛美しつつ、「パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風だ」と絶賛。コメントは予告編にも使用されている。

浅田彰コメント

 自己規制(自粛)と相互監視を逃れ、しかも「自由という名の野蛮」を振りかざして「死に至る悦楽」へと暴走することがない。軽やかに快楽の波に乗りながら、他者とともにあくまでも明るく生き続ける。これはそんな真の自由人の姿を描く美しい映画――パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風だ。

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 ■公開情報
『ビーチ・バム まじめに不真面目』
4月30日(金)より、キノシネマみなとみらい・立川・天神ほか全国順次公開
出演:マシュー・マコノヒー、スヌープ・ドッグ、アイラ・フィッシャー、ステファニア・オーウェン、ザック・エフロン、ジョナ・ヒル、マーティン・ローレンス、ジミー・バフェット
監督・脚本:ハーモニー・コリン
撮影:ブノワ・デビエ 
美術:エリオット・ホステッター
編集:ダグラス・クライス 
衣装:ハイディ・ビヴェンス
音楽:ジョン・デブニー
提供:木下グループ
配給:キノシネマ
2019年/アメリカ/95分/カラー/シネスコ/原題:The Beach Bum/字幕翻訳:平井かおり
(c)2019 BEACH BUM FILM HOLDINGS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:movie.kinocinema.jp/works/beachbum/
公式Twitter:https://twitter.com/BeachBum_jap

 

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