井ノ原快彦主演ドラマ『特捜9』season4放送決定 津田寛治、山田裕貴、宮近海斗ら再集結

井ノ原快彦主演ドラマ『特捜9』season4放送

 井ノ原快彦主演ドラマシリーズ『特捜9』のseason4が、4月7日よりテレビ朝日系で放送されることが決定した。

 本作は、井ノ原主演のミステリードラマ。難事件に挑む刑事たちの活躍はもちろん、その背景にある人生模様など、事件そのものだけでなく“人間”を真摯に描く。

 本シリーズの魅力として挙げられるのが、“個性強すぎ”な刑事たち。リーダーの浅輪直樹(井ノ原快彦)を中心に、直樹×新藤亮(山田裕貴)、小宮山志保(羽田美智子)×村瀬健吾(津田寛治)、青柳靖(吹越満)×矢沢英明(田口浩正)という3つのコンビが捜査で見つけてきた情報を持ち合い、意見をぶつけあって事件解決の糸口を探していくが、今シーズンでは特捜班メンバーそれぞれが抱える“事情”にもこれまで以上にフォーカスが当たっていく。

 また、本作ではシーズンを重ねるごとに頭角を現してきた若手キャストたちも躍動。『警視庁捜査一課9係』では若手刑事として登場した井ノ原演じる主人公・浅輪直樹をはじめ、コンビを組む直樹から刑事のイロハを学んでいる山田演じる新藤、そしてジャニーズJr.内ユニット、Travis Japanのリーダー・宮近海斗演じる若手鑑識課員・佐久間朗も存在感を増している。さらにseason4では、注目を集める若手ゲストが多数登場する。

 そしてseason3で特捜班に加わった中村梅雀扮する国木田誠二。当初、特捜班の面々と関わることを拒んでいた国木田は最終回、ついに特捜班の班長としてメンバーを率いることを決意。最新作では班長としてその手腕を発揮していくが、season3の最終回に登場した東京地検次席検事・渡辺理人(佐野史郎)が再び圧力をかけ、特捜班の前に立ちはだかることになる。

コメント

井ノ原快彦(浅輪直樹役)

『season4』に突入し、チームワークはますます安定感を増しています。昨日今日、出会った人たちでは作れない“匂い”は、僕らがともに歩んできた時間あってこそのものだという自負もありますね。山田くんは特捜班の中でいちばん年下なのに、実はいちばんのしっかり者。助けてもらうところは助けてもらっています。
積もる話が多すぎて、特捜班メンバーとはクランクイン直後から隙を狙ってこの1年間に何があったのか、報告しあっています(笑)。撮影では気をつけなければいけないことはたくさんあるので、昨年スタッフさんが徹底的に考えてくださった対策を今年も引き継いで、気を緩めることなく撮影に臨んでいます。
『特捜9』は基本的に1話完結なので、最初からご覧いただいている方はもちろん、初めて見る方もどこからでも楽しめます、と常にお伝えしてきました。今回の『season4』もそれは変わりませんが、ずっと応援してきてくだったみなさんが「見続けてよかった」と思える内容になっています。第1話から最終回までつながるストーリーが展開します。多くの伏線が張られ、それがどう回収されていくのか、楽しみにしてください。「誰がこんなことを思いついたの!?」と驚くような事態も起きて、特捜班メンバーの関係性も大きく変わっていくのではないか、という予感も……。もしかしたら、今までにはなかったようなやりとりが出てくるかもしれません。
『特捜9』では殺人事件を背景に人間の悲しく切ない一面も描かれますが、特捜班が爽快に事件を解決していく姿からは、「明日も頑張ろう」というパワーを受け取っていただけるはずです。まだまだ大変な状況が続きますが、1週間の真ん中の水曜日に、みなさんに活力をお届けします!

羽田美智子(小宮山志保役)

私の中で、『特捜9』は普段とは別の世界でずっと存在しているような感覚です。だから撮影がない間も、どこかでつながっている感じ。振り返ると大変なことが起きるたび、井ノ原(快彦)さんをはじめとする特捜班メンバーと一丸となって立ち向かった気がしています。東日本大震災のときも、渡瀬恒彦さんがお亡くなりになったときも、みんな一緒だったから乗り越えられた……。だから、新型コロナウイルスもきっと乗り越えられると信じています。
みんなで集まると、全員が全員のことを好きだと思っていることが伝わってくるんです。津田(寛治)さんも吹越(満)さんも田口(浩正)さんも俳優として何十年選手ですから、現場でどうすればいいのかそのさじ加減は心得ていますし、ワイワイ言いながら、みんなで山田裕貴くんのことを息子のようにかわいがっています(笑)。そして要所、要所でイノッチが「さ、やりましょう!」という空気を醸し出してくれるんです。
『特捜9』は、それぞれのバディのパートナーシップに違いがあるところが魅力だと思います。この『season4』で関係性がどう変わっていくのかぜひ見守っていただきたいですね。刑事ドラマは事件関係者にどんなドラマがあり、どんな風に事件の真相が明らかになるかが醍醐味ですが、この作品では事件を追う刑事たちにもさらなるドラマがあって、それが毎回の事件にどのように関わっていくのかもみどころです。『season4』では私たち特捜班メンバーにもいろいろなことが起こり、いろいろなことに挑戦しますので、ご期待ください。

山田裕貴(新藤亮役)

『特捜9』の現場で井ノ原(快彦)さんをはじめとする先輩方とお会いするようになって、4年目。特捜班メンバーはそれぞれが愛情や優しさ、思いやりにあふれ、俳優としてだけでなく、人として学ぶべきところがたくさんあります。とにかくみなさん温かくて、一緒にいるとホッとしすぎてつい気がゆるんでしまうので、そのたびに「ちゃんとしなきゃ」と自分で自分に言い聞かせています。「先輩方のような大人になりたい」と思いますし、いつも支えてもらっている分、自分ももっと『特捜9』に貢献したい。そして、ほかの現場で学んだことをしっかりお見せしたいという思いも、僕の中にあります。
この作品に携わるようになって、世間の動きというものに敏感になりました。ドラマの中で描かれている事件や、その背景にある人間の憎悪や悲しみは実際の生活の中にあってもおかしくないものです。リアルな事件性や、感情描写なども注目してください。
この4年で浅輪さんと新藤の関係も変わってきました。最初、新藤は浅輪さんのことを「主任」と呼んでいたのに、気がつくと「先輩」になっていました。事件を解決した浅輪さんに対してやっかむこともなくなったし、「先輩ってそういう考えですよね」と人間性も理解できるようになり、多少は成長できている気がします。『season4』では、そんな新藤の柔らかさや、大人の考えができるようになったところも演じられたら……。できることなら、新藤の恋愛話などもあるといいな。新藤の婚約者を募集したいです(笑)! 全体としてもこれまで以上に壮大な物語が展開しますので、伏線の張られ方や回収の仕方など、全話を通してお楽しみください。

■放送情報
『特捜9 season4』
テレビ朝日系にて、4月7日(水)スタート 毎週水曜21:00~放送
出演:井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)、中越典子、原沙知絵、中村梅雀
脚本:徳永富彦ほか
監督:細川光信ほか
ゼネラルプロデューサー:大川武宏(テレビ朝日)
プロデューサー:神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、金丸哲也(東映)、丸山真哉 (東映)、森田大児(東映)
制作:テレビ朝日/東映
(c)テレビ朝日

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