『監察医 朝顔』上野樹里×風間俊介に戻った2週ぶりの笑顔 第1話のラストと重なる“胸騒ぎ”も

『監察医 朝顔』第1章最後に残る“胸騒ぎ”

 平の背中を見て、朝顔の脳裏にフラッシュバックするのは母・里子の最期の姿。

「すごく胸騒ぎがした。このまま二度と会えなくなるような気がして」

 朝顔のナレーションを聞いて思い出すのが、シーズン2の第1話のラストで投げかけられた「今日、普通に生活していることがどれだけ幸せなことか。そのことを私はちゃんと分かっていると思っていた。それなのに、この時の私はまだ気づいていなかった。私たち家族に残された時間がそう長くはないことを」という朝顔の衝撃の言葉。これらの朝顔のナレーションを踏まえると、何気ない会話も必要以上に意味を持ってくる。

 「俺、刑事を続けたい」ーー心配する朝顔にそう伝えていた桑原は、長野への異動を命じられていた。次回、第8話より新章「孤独編」がスタート。朝顔はつぐみと2人暮らし、桑原は単身赴任となり、平は仙ノ浦に移住、と家族が離れ離れに。さらに、法医学教室の新しい仲間として、牛島翔真(望月歩)も新登場する。『監察医 朝顔』は新たな局面を迎える。

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■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
『監察医 朝顔』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~放送
(2020年秋・2021年冬2クール連続)
出演:上野樹里、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、藤原季節、斉藤陽一郎、坂ノ上茜、田川隼嗣、宮本茉由、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、加藤柚凪、戸次重幸、平岩紙、三宅弘城、杉本哲太、板尾創路、山口智子、柄本明ほか
原作:『監察医 朝顔』(実業之日本社)
脚本:根本ノンジ
プロデュース:金城綾香
演出:平野眞、阿部雅和
制作:フジテレビ
(c)フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/asagao2/

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