窪田正孝、二階堂ふみと築き上げた『エール』を語る 全撮影を終えて古関裕而さんのお墓参りも

窪田正孝、二階堂ふみと築き上げた『エール』を語る 全撮影を終えて古関裕而さんのお墓参りも

 毎週月曜日から土曜日まで(土曜日は1週間の振り返り)放送されているNHKの連続テレビ小説『エール』が11月28日に最終回を迎える。このたび、全撮影を終えた主演の窪田正孝よりコメントが寄せられた。

 本作は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝)とその妻・音(二階堂ふみ)の物語。11月25日放送の第118話では、裕一と音が1964東京オリンピック開会式に出席する模様が描かれた。

 窪田は約1年間に及ぶ撮影を終えて、「振り返ってみると、本当にあっという間でした。実は撮影が終わったという実感があまりないんです」と率直な気持ちを吐露。裕一のモデルとなった古関裕而の墓参りをしたそうで、「古関裕而さんのお墓に無事に終われたことを報告できてホッとしましたね。これからだんだんと実感していくんですかね(笑)。現場ではさまざまなキャストを迎えては送り出すということをしてきました。そういったみなさんとの出会いや芝居の経験は僕自身の強みになりましたし、今後に向けての大きな財産にもなりました」と本作を通して得たものが大きかったことを語る。

 また、裕一を演じるにあたっては、“静”の芝居を意識していたそうで、「音(二階堂ふみ)が動としていてくれました。本来ならば静と動を一人でやらなければならなかったところを2人でできたというところは、ほかの“朝ドラ”にはない特徴だなと思います」と改めて音役の二階堂ふみへの感謝を述べた。

 すべての撮影を終えたが、ひとつ心残りがあるという。それは“打ち上げ”ができていないこと。窪田は、「“福島三羽ガラス”の鉄男役の中村蒼さん、久志役の山崎育三郎さん、そして藤堂先生役の森山直太朗さんとも、コロナが落ち着いたら、『エール男子会しようぜ』と盛り上がっているところなんです」と語り、改めて『エール』チームの絆の強さが垣間見えた。

窪田正孝(古山裕一役)コメント全文

撮影があった1年を振り返ってみると、本当にあっという間でした。実は撮影が終わったという実感があまりないんです。放送が続いているというのもありますが、今は、大量の台本や指揮やオルガン、ハーモニカなど、指導いただいた時の資料などを整理したりしています。

先日、福島に行って古関裕而さんのお墓に無事に終われたことを報告できてホッとしましたね。これからだんだんと実感していくんですかね(笑)。現場ではさまざまなキャストを迎えては送り出すということをしてきました。そういったみなさんとの出会いや芝居の経験は僕自身の強みになりましたし、今後に向けての大きな財産にもなりました。

各話で出演されたみなさんが静と動の“動”を担ってくださったので、裕一が“静”として生きられたんだなと思っています。大きなところで言うと、音(二階堂ふみ)が動としていてくれました。本来ならば静と動を一人でやらなければならなかったところを2人でできたというところは、ほかの“朝ドラ”にはない特徴だなと思います。

音との印象的なシーンは、第10週の裕一が音の夢をあずかるところです。子どもができるとやっぱり優先順位は変わりますし、でも夢も諦めたくない、諦めてほしくなかった。そこで裕一が「音の夢をあずけてくれないか」と言えたことは、2人が互いにないものを補えているからこそ成立したセリフだったと思います。しかもあのシーンは、リハもなく1発本番。音を演じるふみちゃんの気持ちの高ぶりを肌で感じながら、スタッフ含め現場全員がひと
つの方向を向けた瞬間でしたね。

戦争のシーンもつらい部分はありましたけど、やっぱりコロナウイルスの影響で撮影の流れが止まったこと、そしてスタジオにこもりっきりになるほど撮影が続いたことは正直つらかったです。だから、ロケがとにかく楽しくて(笑)。そして、僕ら役者と近い場所にいたスタッフのみなさんとお菓子の話をしたり健康器具で癒やされたりするのが心のケアになったというか。だから最後までできたというのはあります。

やりきったと思う一方で、唯一の心残りは、このコロナ禍で1年も撮影していたのに打ち上げができていないことです。“福島三羽ガラス”の鉄男役の中村蒼さん、久志役の山崎育三郎さん、そして藤堂先生役の森山直太朗さんとも、コロナが落ち着いたら、「エール男子会しようぜ」と盛り上がっているところなんです。それから、福島にある古関さんゆかりの信夫山(しのぶやま)の散策もしたいなと計画しているんです。ぜひこれらを実現したいでね。今は、そんな日がくるのを楽しみにしています。

■放送情報
連続テレビ小説『エール』
2020年3月30日(月)~11月28日(土)予定(全120回)
※9月14日(月)より放送再開
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45
※土曜は1週間を振り返り
出演:窪田正孝、二階堂ふみほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/yell/

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマ情報」の最新記事

もっとみる