小日向文世、斉藤由貴、堀田真由ら『危険なビーナス』出演 新キャスト11名発表

『危険なビーナス』に小日向文世ら出演

 妻夫木聡が主演を務める10月放送スタートのTBS日曜劇場『危険なビーナス』に、小日向文世、戸田恵子、麻生祐未、斉藤由貴、坂井真紀、安蘭けい、田口浩正、堀田真由、栗原英雄、池内万作、結木滉星が出演する。

 東野圭吾による同名小説を原作とした本作は、とある失踪事件をきっかけに、主人公が巨額の遺産をめぐる謎に挑むラブサスペンス。東野の小説が日曜劇場でドラマ化されるのは、『新参者』(2010年)以来10年ぶりで、脚本を『グランメゾン東京』(TBS系)の黒岩勉が手がける。

 妻夫木演じる主人公・手島伯朗は、正義感が強くウソのつけない独身獣医。ある日突然、「弟の妻」と名乗る謎の美女・矢神楓(吉高由里子)が現れ、弟・明人(染谷将太)が失踪したと聞かされる。困っている女性を放っておけない伯朗は、その美女と共に失踪した弟の行方を追うことに。そして、30億もの遺産が絡んだある名家の争いに巻き込まれていく。

 そのほか、名家「矢神家」の養子で若手実業家の矢神勇磨を演じるディーン・フジオカ、伯朗が副院長を務める池田動物病院の看護師・蔭山元美役で中村アンの出演が決定している。

 小日向が演じるのは、伯朗の叔父でよき理解者でもある、数学者の兼岩憲三。戸田が、矢神家現当主の妹・矢神波恵役を演じる。病気で寝たきりの当主に代わり矢神家の遺産を管理する波恵は、突然現れ明人の妻を名乗る楓を怪しんでいる。そして麻生が、矢神家前当主である康之介の養女・矢神佐代役を務める。佐代は人の心の内を見抜く力に長けているが、本人は何を考えているかわからない。

 また、斉藤が演じるのは、伯朗と明人の母で、16年前に事故死した矢神禎子。禎子は夫の死後、矢神家の御曹司・康治と再婚し、明人を出産した。その禎子の妹で、夫・憲三と共に伯朗を実の子のようにかわいがる兼岩順子役を坂井、矢神家の前当主と後妻の間に生まれた支倉祥子役を安蘭けい。祥子の夫で介護施設グループを営む支倉隆司役を田口、隆司と祥子の娘で、幼い頃から明人に好意を寄せている支倉百合華を堀田が演じる。

 そして、矢神家の現当主・矢神康治役を栗原、矢神家前当主と後妻の間に生まれた矢神牧雄役に池内、矢神家の使用人で執事の君津光役に結木の出演がそれぞれ決まった。 

■放送情報
日曜劇場『危険なビーナス』
TBS系にて、10月スタート 毎週日曜21:00~21:54放送
出演:妻夫木聡、吉高由里子、ディーン・フジオカ、染谷将太、中村アン、小日向文世、戸田恵子、麻生祐未、斉藤由貴、坂井真紀、安蘭けい、田口浩正、堀田真由、栗原英雄、池内万作、結木滉星
原作:東野圭吾『危険なビーナス』(講談社文庫)
脚本:黒岩勉
プロデューサー:橋本芙美(共同テレビ)、高丸雅隆(共同テレビ)、久松大地(共同テレビ)
演出:佐藤祐市、河野圭太
編成:佐藤美紀、高橋秀光
製作:共同テレビ、TBS
(c)TBS

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