菅田将暉、森山大道のドキュメンタリーで“語り部”に 「僕は、見えていないものばかりだ」
2021年4月30日に公開されるドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』の本編オープニングナレーションを、菅田将暉が務めることが決定した。
スナップショットの帝王として知られる写真家・森山大道。菅田将暉や宇多田ヒカル、木村拓哉、ONE OK ROCKなど、時代を彩るトップスターを積極的に撮影するとともに、写真のノーベル賞と呼ばれるハッセルブラッド賞を受賞。名実ともに写真界のトップに君臨する写真家の素顔を解き明かすドキュメンタリー。
オープニングナレーションは、菅田が森山の写真世界の魅力を約4分間にわたって語るものとなっており、9月12日・13日・19日・20日に東京都写真美術館ホールで行われる特別先行上映で初上映され、2021年4月30日からの一般公開以降もすべての上映に付される。
もともと森山の写真が好きで、高校時代から森山の写真集を見ていたという菅田。同じ大阪・池田の町に生まれ育ったという共通点も持つ2人は、2016年に新宿ゴールデン街で行われた映画『あゝ、荒野』のポスター撮影で初めて出会った。「大道さんに撮ってもらうことは、この上ない喜びだった」という菅田は、今回、森山のドキュメンタリー映画ができると聞き、「語り部」を引き受けた。
コメント
菅田将暉(俳優)
深い深い黒く美しい写真には、何よりも夢と心がある。僕は、見えていないものばかりだ。
企画・プロデューサー 杉田浩光
2016年夏、新宿ゴールデン街で映画『あゝ、荒野』のポスター撮影を行った。
写真家は森山大道さん、被写体は菅田将暉さんとヤン・イクチュンさんのお二人。
撮影後、興奮さめやらぬ菅田さんは、歌舞伎町のラーメン屋「どうとんぼり神座(大阪・道頓堀発)」で
ラーメンを啜りながら、しばらく、ずっと、その感動を語り続けていた。
数日後、付箋だらけの寺山修司『あゝ、荒野』(原作本)を持った岩間玄監督が僕の前に現れた。
これは何かの縁だ、きっとこの時から本作品でこの顔ぶれが合流することが決まっていたのかもしれない。
菅田将暉さんが、編集の最終段階で、本編オープニングのナレーションを読んでくれることになった。
まさに、新たな息吹を吹き込んでくれたと言うべきであろうか。
是非、この奇跡のマッチングを観て頂きたい。
■公開情報
『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』
2021年4月30日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開
出演:森山大道、神林豊、町口覚ほか
監督・撮影・編集:岩間玄
音楽:三宅一徳
プロデューサー:杉田浩光、杉本友昭、飯田雅裕、行実良
制作・配給:テレビマンユニオン
配給協力・宣伝:プレイタイム
企画協力:森山大道写真財団ほか
印刷協力:東京印書館、誠晃印刷
2021年/日本/112分/5.1ch/スタンダード/DCP/G
(c)『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』フィルムパートナーズ
(c)Daido Moriyama Photo Foundation
公式サイト:daido-documentary2020
公式Twitter:@daido_doc
「森山大道の東京 ongoing」開催記念
映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』特別先行上映
上映日時:9月12日(土)、9月13日(日)、9月19日(土)、9月20日(日) 各日10時30分より上映
料金:一般1,500円/大高1,000円/シニア・中学生以下・障害者手帳をお持ちの方1,000円(各種割引はございません)
会場:東京都写真美術館ホール(JR恵比寿駅東口改札より徒歩約7分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分 恵比寿ガーデンプレイス内)TEL 03-3280-0099(代表)
※当日券は各日10時より1F受付にて販売致します。先着順でのご案内とさせて頂きます。ご予約は承っておりません。
※新型コロナウィルス対策により、お席の間隔を空けてのご案内となります。