『オヤハル』永野芽郁と中川大志が体現する青春のきらめき 賀来賢人&伊藤健太郎もついに登場!

『オヤハル』賀来&伊藤も満を持して登場

 ムロツヨシが主演を務めるドラマ『親バカ青春白書』(以下『オヤハル』/日本テレビ系)が、8月31日に第5話を迎えた。

 第1話より人気を博している『今日から俺は!!劇場版』とのコラボ企画。『今日俺』メンバー11名が特別ゲストとしてカメオ出演するというもので、第3話では清野菜名と矢本悠馬が登場し、永野芽郁がヒロインを務めた朝ドラ『半分、青い。』(NHK総合/2018年)のキャストが久々にそろい踏みとなったり、第2話ではハタケ(中川大志)の事故物件を除霊に来る霊媒師役のじろう(シソンヌ)による駄々っ子満載の演技で中川大志が笑いを堪えきれなくなるなど、決して“お邪魔”なんかではなく、『オヤハル』に時にはさらなる青春要素を、時には笑いのスパイスを与えてきた。

 第5話に登場したのは、満を持しての賀来賢人と伊藤健太郎。しかも、開始早々からの出演に思わず面を食らってしまった。『今日からワイド』という、とある作品を彷彿とさせるワイドショーの街頭アンケートに答えるさくら(永野芽郁)と寛子(今田美桜)。その番組の司会者役として賀来、コメンテーター役で伊藤が姿を見せた。さくらが明かす「お父さんと一緒に大学に通っている」という話題は、「令和の大学生の恋愛事情特集」を企画する番組サイドの思うツボ。辛辣な意見の司会者に、「気持ちは分かりますけどね」と親バカなガタロー(ムロツヨシ)に寄り添うコメンテーターの優しさも、演じるそれぞれのイメージとどこか重なる。

 賀来本人もコメントしている通りに、ツッパリがトレードマークの『今日俺』とは、全く違う役柄。そのギャップも新鮮でユニークだが、次回予告終わりの「親バカじゃんけん」では『今日俺』ノリが溢れ出してしまっていた。小比賀家の忙しない朝、テレビから聞こえてくる「古き良きツッパリたちを千葉県で発見。密着取材してきました」という『今日からワイド』の次のコーナーも観てみたかった……。

 さて、『オヤハル』もラスト2話ということで、第5話はガタローら6人の物語が一気に動き出す回。特に、さくらとハタケの交際がスタートすることは一番のトピックだろう。「さくらっていい子だよなぁ」ーーバイトの初任給でガタローにパジャマをプレゼントしたさくらを見て、ハタケはうっとりした顔で、そうつぶやいていた。その言葉を耳にしていた寛子の粋な計らいのおかげで、2人はめでたく付き合うことに。デート中もお構いなしの、ガタローの厳しい監視体制が続く中、確実に愛を育んでいくさくらとハタケ。改めて、『オヤハル』の青春要素を司っているのはこの2人なのだと気づかされる。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる