『2分の1の魔法』日本版エンドソングがスキマスイッチ「全力少年」に決定 「光栄に思っています」
2020年3月13日公開のディズニー/ピクサー最新作『2分の1の魔法』の日本版エンドソングに、スキマスイッチの「全力少年」が起用されることが決定した。
本作は、『トイ・ストーリー』のおもちゃの世界、『モンスターズ・インク』のモンスターの世界、『ファインディング・ニモ』の魚の世界など、イマジネーションあふれる“もしも”の世界を描き続けてきた、ディズニー/ピクサーの最新作。何をやっても上手くいかない少年イアンと魔法オタクの兄バーリーとの兄弟の冒険を描く。
監督を務めたのは、『モンスターズ・ユニバーシティ』のダン・スキャンロン。若い頃に父親を失った監督自身の体験を元に、“Story is King(全ては物語を伝えるため)”のピクサーが技術や設定を超えて描く。
スキマスイッチとって海外作品への楽曲提供は今回が初。スキマスイッチの「全力少年」の熱い歌詞に込められた「覚悟を決め、全力で行動する事がセカイを切り開く」という力強いメッセージと、『2分の1の魔法』で描かれる、「自分を信じて、自分の足で一歩踏み出す」ことで切り開かれるイアンとバーリー2人の兄弟のストーリーについて共通の想いを感じたディズニーの担当者が、この映画と楽曲を通じて「色んな経験を経て臆病になった大人たちにも、かつて少年少女だった頃の気持ちを思い出して、新たな一歩を踏み出すきっかけになってほしい」という思いをこめて日本版エンドソングとして使用することをオファー。映画のメッセージに共感したスキマスイッチも快諾し、ピクサー・スタジオもメッセージの相性も含めこの企画に賛同。ディズニー本社のお墨付きを得て、今回のプロジェクトが実現したという。
あわせて公開された映像では、イアンとバーリーの冒険シーンと、彼らの父への想い、そして冒険への勇気を奮い立たせるかのようにスキマスイッチがパワフルに歌い上げる「全力少年」が流れ、映画本編への期待をさらに押し上げるMVとなっている。
コメント
スキマスイッチ・大橋卓弥
「全力少年」はずっと大切にしてきた楽曲なので、今回、エンドソングに使っていただけるということで光栄に思っていますし、嬉しかったです。この曲は、当時20代だった自分たちに向けた応援ソングとして作った曲で、今も助けられている曲でもあるので、こうして今につながっていることがアーティスト冥利につきるなと思っています。本当に勇気をもらえる映画ですし、きっとみなさんも共感できる内容になっていると思います。僕らの音楽が少しでも映画の世界観を支えることができたらと思っていますので、ぜひ劇場でご覧ください。
スキマスイッチ・常田真太郎
「全力少年」という曲は、どんなきっかけにせよ、誰かのせいにしないで、自分の思いで、自分の力で一歩踏み出すという気持ちを描きたくて作りました。この初々しい気持ちが「全力少年」というタイトルにも表れています。それが今回の映画のテーマにも合っていると思ってもらえたんじゃないかなと思っています。この映画は、どんな立場でも、性別や年齢関係なく、感情移入できることがたくさんある映画です。ぜひみなさんも自分と重ね合わせて楽しんでもらえたらと思います。
■公開情報
『2分の1の魔法』
2020年3月13日(金) 全国ロードショー
監督:ダン・スキャンロン
キャスト:トム・ホランド、クリス・プラット
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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