河瀬直美最新作『朝が来る』で永作博美&井浦新が夫婦役に 蒔田彩珠、浅田美代子らも出演

河瀬直美最新作『朝が来る』で永作博美&井浦新が夫婦役に 蒔田彩珠、浅田美代子らも出演

 2020年初夏公開予定の河瀬直美監督最新作『朝が来る』のキャストが発表され、永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子、中島ひろ子、平原テツ、駒井蓮、田中偉登、佐藤令旺の出演が明らかになった。

 第13回本屋大賞にて第5位に選出され、17万部を超えるベストセラーとなった辻村深月の同名長編小説を映画化した本作は、長く辛い不妊治療の末、自分たちの子を産めずに特別養子縁組という手段を選んだ夫婦、中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母、それぞれの人生を描くミステリードラマ。

 永作がヒロインである妻の佐都子役、井浦が夫の清和役として、心から望みながらも、実の子を授かることができなかった栗原夫妻を演じる。また、蒔田が片倉ひかり役として、まだ生理も来る前に同級生に本気の恋をし、望まぬ妊娠をしてしまった少女を演じる。そして浅田が栗原夫婦と片倉ひかりを引き合わせた人物・浅見静恵役を務める。その他、ひかりの家族として、中島が母親、平原が父、駒井が姉、田中がひかりの恋人、佐藤がひかりの実子にして永作演じる佐都子の養子・朝斗として参加する。

コメント

永作博美

自らの人生の中でも岐路というのは本当に究極の選択の様なものばかりでいつも「試されてるな…」と感じる。それをフィクションの中でフルに実践している河瀬監督の撮影手法に驚き、いつ撮影は始まったのか…何が本当なのか…現場で1つになった心臓の音がいつもドックンドックン響いていた。皆がその静寂にどう在るのか考えただけでまた心臓が鳴ります。

井浦新

12年程前に、奈良から京都への電車の中で河瀬直美監督と初めて出逢いました。柔らかくも鋭く自分の内側に語りかけ、眼差しは心の中を見つめられてるようで、電車に揺られ話した時間は今も鮮烈に記憶に残っています。
今回、河瀬組への初参加の機会をいただき、あの日から積みあげられた想いを全開で挑みました。河瀬監督の現場は、どう芝居をするかではなく、どう“生きるか”が求められます。それができる環境を監督を始めスタッフの方々皆が徹底して作り上げてくれました。その中で俳優部は魂を擦り減らしながら生をぶつけ合う。このように作品への、人間への、深い愛に溢れた現場で生きることで、生命を育む地球の記憶についてまで再発見する事ができ、とても感動しました。
12年前に河瀬監督から聞かれた「あなたはどんな人間ですか?」この問いに少しでも答えられるよう全身全霊の日々でした。今もその言葉は自分を突き動かす原動力となっています。

蒔田彩珠

原作を読んだ時、ひかりに起こった事は、誰に起こってもおかしくない事だと、感情移入しすぎてしまい、辛かったです。
私がひかりの気持ちを背負うことで、ひかりを傷つけてしまうんじゃないかと不安にもなりましたが、撮影が進む中で、自分がひかりになったと感じた瞬間があり、とても強い心を持つことができました。
この映画を通して、私と同世代の方々をはじめ多くの人に、人間の強さや弱さ、優しさ、命について深く考えるきっかけになれば、嬉しいです。

浅田美代子

久しぶりに河瀬組…正直怖かった。何故なら河瀬監督には嘘(お芝居)は通用しないから。『その役に生きる‼️』撮影期間中はずっと「浅見」で過ごした…そしてクランクアップ、「浅見」が私の中から出て行った時、新しい私が生まれた瞬間だった。縁というものにより河瀬監督と出会えたこと幸せだと心から思う。

※河瀬直美の「瀬」は旧字体が正式表記

■公開情報
『朝が来る』
2020年初夏、全国ロードショー
出演:永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子、中島ひろ子、平原テツ、駒井蓮、田中偉登、佐藤令旺
監督・脚本:河瀬直美
共同脚本:高橋泉
原作:辻村深月『朝が来る』(文春文庫)
制作・配給:キノフィルムズ(木下グループ)
(c)『朝が来る』Film Partners

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