白石麻衣、『スマホを落としただけなのに』続編でヒロインに 「私自身も見たことのない表情」

白石麻衣、『スマホ落とし』続編のヒロインに

 映画『スマホを落としただけなのに』続編の正式タイトルが『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』に決まり、ヒロインとして乃木坂46の白石麻衣が出演することが決定した。

 前作『スマホを落としただけなのに』は、恋人が落としたスマホをきっかけに、やがて命を狙われることになるヒロインの恐怖と隠された過去が暴かれるという幾重にも謎が重なったミステリーとして、「スマホ世代」を中心に共感を集め、興行収入ランキングで邦画実写作品として4週連続1位を記録した。

 原作は、『スマホを落としただけなのに』で作家デビューを飾った志駕晃によるシリーズ第2弾『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(宝島社文庫)。前作で“過去にトラウマを持つ”刑事・加賀谷を演じた千葉雄大が主演を務め、獄中の“連続殺人鬼”・浦野を、前作での怪演が話題を呼んだ成田凌が演じる。中田秀夫監督が前作に引き続きメガホンを取る。

 白石が演じるのは、加賀谷の恋人で、新たな事件に巻き込まれていく本作のヒロイン・松田美乃里。加賀谷とは付き合い始めて3年経つが、2人の将来について煮え切らない態度の加賀谷に不満を募らせている。以前、加賀谷も務めていたIT系の会社に勤めており、ある日突然、謎の男に狙われることになる。白石がミステリー映画のヒロインを演じるのは今回が初となる。

コメント一覧

白石麻衣(松田美乃里役)

前作が凄く素敵な作品だったので、私が参加すると決まった時には緊張と不安でいっぱいでしたが、千葉さんはじめキャストの皆さん、スタッフの皆さんが本当に良い方ばかりだったので楽しく撮影することができました。中田監督からは、「今まで見せたことのないような恐怖の表情で(演じて)!」など、様々な演出をしてもらいました。私自身、誰にも見せたことのない、そして私自身も見たことのない表情を監督から引き出していただけたと思います。今まで挑戦できなかった難しいシーンも盛りだくさんだったので、今から完成した映像を観るのが楽しみです。

中田秀夫監督

撮影前、白石さんには「喜怒哀楽」の感情表現豊かなヒロインを一緒に作りましょう、とお願いしました。「クールビューティー」のイメージのある白石さんに、「キュートで熱い」女性像を演じてもらいたかったからです。彼女は自分の身を投げ打って、千葉さん演じる恋人役の加賀谷を深いトラウマから救おうとし、逆に自ら、女性としての、また生命の危機に瀕します。初めて演じるハードな場面の連続を「全身全霊=ボディ&ソウル」をぶつけて演じ切ってくださり大感謝です。ですから私も「えっ! 白石麻衣が、ココまでやる!?」と観客の皆さんに「ドキリ、ゾクリ、ゴクリ」としてもらえる演出を心がけました。どうぞお楽しみに!

平野隆プロデューサー

クライムサスペンスのヒロインといえばハリウッド創成期から現在に至るまで“美人”であることが第一の条件だと私は思っています。前作では日本を代表する美の象徴である北川景子さんが映画を大ヒットに導いてくれました。今作が成立するかどうかは、北川さんに匹敵する美しさを持つ方を見つけ出せるのかという一点にかかっていました。様々な調査を重ね導き出された答えは私が当初想定していたまさに白石麻衣さんその方でした。
白石さんは北川さん同様のクールビューティーであり、笑顔と憂いの表情の落差がとても大きな方です。
彼女がいなければきっとこの作品は成立していなかっただろうと今でも思っております。

■公開情報
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』
2020年、全国東宝系にて公開
出演:千葉雄大、白石麻衣、成田凌
原作:志駕晃『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(宝島社文庫)
企画プロデュース:平野隆
監督:中田秀夫
脚本:大石哲也
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
(c)2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会
公式サイト:http://sumaho-otoshita.jp/
公式Twitter:@sumaho_otoshita

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