窪田正孝が『ラジエーションハウス』最終話で迎えた新たな門出 “約束の結末”は特別編へ
甘春総合病院で働いたことで、かけがえのない仲間を手にいれた五十嵐唯織(窪田正孝)。『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)最終話では唯織の新たな門出が描かれた。
鬱ではなく低髄液圧症であることが発覚した杏(本田翼)の父、正一(佐戸井けん太)は意識障害を起こし急遽治療を早めることになった。杏は自分がやると申し出たものの、いざ治療が始まると緊張して思い切った処置ができない。そんな姿をみた唯織は、自分がやると申し出るのであった。そこに偶然通りかかった麗洋病院の医師が唯織の医療行為を見ていたため、甘春総合病院は医師法違反の疑いをかけられてしまう。唯織は医師免許を持っていたが、麗洋病院は規律を重視しない唯織を快く思わず、処分を要求するのであった。
その一件が報道されてしまい、甘春総合病院は疑惑をかけられ、医師の派遣は打ち切りに、患者も激減することになる。そんな状況を見た唯織は、自分は迷惑をかけているだけだと甘春総合病院を去る決意する。もともとピレス教授からワシントンでの研究チームに招待されていた唯織はこれを機に、さらに高みを目指し”世界一の放射線技師”になると旅立つことを決めた。
唯織の辞職を知らされていなかった杏は、唯織がいなくなったことを聞き、動揺する。辻村(鈴木伸之)は杏の手を引き、唯織を追いかけさせた。そこで杏と唯織は再会する。杏は、「あなたが手出しできないくらい、優秀な放射線科医になってみせます。だから……必ず戻ってきてください」と唯織に告げ、新たな約束を交わすのであった。