江口洋介版“ガンテツ”から滲み出る大人の色気 新「ストロベリーナイト」世界観のアクセントに

江口洋介版“ガンテツ”から滲み出る大人の色気 新「ストロベリーナイト」世界観のアクセントに

 『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)で姫川玲子(二階堂ふみ)の天敵・“ガンテツ”こと勝俣健作を演じる江口洋介。2010年に放送された『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)では武田鉄矢が演じていたのもこの役であるが、原作のガンテツは、“背が低く、ずんぐりとしている”、“年は五十前後のはずだが、それにしては短い髪に白いものが目立つ”とある。そのため、『ストロベリーナイト・サーガ』が発表された当初はSNS上では、武田鉄矢のイメージが強かったため、ギャップを感じている反応も多かった。しかし、江口が演じるガンテツから滲み出る大人の色気やクールさ、そして情に厚い人柄に魅了されている視聴者が増えてきている。

 1990年代に『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)などのトレンディドラマで活躍した江口。代表作は『ひとつ屋根の下』シリーズ(フジテレビ系)や『救命病棟24時』(フジテレビ系)シリーズ。頼れる男や大人のいい男を演じることが多い江口だが、年齢の変化に伴い、クールな役柄やどこかダークなキャラクターを演じることも。5月17日から公開の映画『コンフィディンスマンJP ロマンス編』では、主人公たちを追い詰めるヤクザ・赤星を演じている。

 江口はガンテツを演じるうえで「犯人検挙のためなら法に触れる行為でも何でもやる」という原作通りの粗暴さだけでなく、ガンテツなりの「正義感」も表現している。第7話「インビジブルレイン」で、単独で容疑者のアパートを張り込む姫川の前にガンテツが現れ、押しのけて部屋に立ち入った姫川を、力強く床に押し倒した。姫川の過去の傷につけこむような行動から、ガンテツの卑劣な性格が伺える。だが同時に、ガンテツが自ら悪役に徹し、姫川を警察上部の陰謀から遠のけようとしているようにも見えた。

 またガンテツは菊田(亀梨和也)と対峙したとき、牧田(山本耕史)と共に行動する姫川の写真を手渡した。江口が発した「ぼやっとしていると大事なお姫様をさらわれるぞ」という台詞回しは、姫川を「お姫様」と揶揄する意地の悪さを表現しているだけでなく、菊田の姫川に対する秘めた想いに気づき、彼に助言しているようだ。

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