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藤森慎吾、チャラいだけじゃない? 『インハンド』『ザ・ファブル』出演で硬軟自在の俳優へ

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 オリエンタルラジオの藤森慎吾が、2019年に入り俳優として出演作を増やしている。

 この「増やしている」という感覚を覚えたのは先日、映画『ザ・ファブル』(6月21日より全国公開)の試写で藤森が出演しているのを観てからだ。芸人が特別ゲストとして単発で映画やドラマに姿を見せることは珍しいことではない。しかし、それが短期間のうちに2作、3作と続いていったとすれば印象は次第に変わっていく。

 2003年に結成されたお笑いコンビ・オリエンタルラジオは、「武勇伝」のリズム芸でデビュー後、瞬く間にブレイクを果たした。2016年にはダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHとして、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)にも出演するなど、お笑いだけでなく幅広い活躍を見せている。相方の中田敦彦は、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日)での熱量の込もったプレゼン力で個人としても注目を集め、今年3月には新刊『労働2.0 やりたいことして、食べていく』(PHP研究所)を発売するなど、実業家としても軌道に乗っている。対して、藤森が現在力を入れているのが俳優としての仕事だ。

 オリエンタルラジオとして中田と共に初主演を果たした映画『津軽百年食堂』(2011年)を始めに、ドラマ『示談交渉人 ゴタ消し』(読売テレビ・日本テレビ系/2011年)、『悪夢ちゃんスペシャル2014』(日本テレビ系/2014年)、『少女のみる夢』(テレビ朝日/2016年)、『でも、結婚したいっ! 〜BL漫画家のこじらせ婚活記〜』(カンテレ・フジテレビ系/2017年)と断続的に出演を重ねてきてはいたものの、基本的には1話限りの出演や、単発ドラマが多かった。

 そんな藤森が俳優として本腰を入れ始めたのが、今年2月に公開された野村萬斎主演の映画『七つの会議』。藤森はオリエンタルラジオでのネタ、バラエティ番組出演時の“チャラ男”のイメージが非常に強い。しかし、ドラマ『半沢直樹』(TBS/2013年)、『下町ロケット』(TBS系/2015年〜)シリーズでも知られる池井戸潤原作の『七つの会議』において、強烈な存在感を放っているのだ。藤森が演じる新田雄介は、プライドが高く社内で犬猿の仲である営業部の粗を探すことに執着する経理部課長代理という、いわゆるクズ役。女性社員に向かって怒号を飛ばし睨みつけるその姿は、これまでの藤森のイメージとは大きくかけ離れている。

      

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