ディカプリオやブラッド・ピットらが豪華共演 タランティーノ最新作、今秋日本公開決定&特報公開
クエンティン・タランティーノ9作目の長編監督作『Once Upon a Time in Hollywood』が、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の邦題で、今秋日本公開されることが決定。あわせて海外版ティザーポスターと特報映像が公開された。
2015年の『ヘイトフル・エイト』から4年ぶりとなるタランティーノ監督最新作は、『ジャンゴ 繋がれざる者』 でタランティーノ監督作初出演となったレオナルド・ディカプリオと、『イングロリアス・バスターズ』で同監督作初主演を果たしたブラッド・ピットが共演する話題作。
舞台は1969年のロサンゼルス。詳しいストーリーはまだ明かされていないが、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を、タランティーノ製作、脚本、監督で描いた本作は、タランティーノが、実際に自分が育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを、郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本執筆した。
50年以上のキャリアを誇るアカデミー賞俳優アル・パチーノ、『ヘイトフル・エイト』のブルース・ダーンらハリウッドの重鎮を筆頭に、『500ページの夢の束』のダコタ・ファニング、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マースデン、そして『ヘイトフル・エイト』のティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセルなどタランティーノ作品ではおなじみの面々も顔を揃えている。さらに、『イントゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュ、『ダイ・ハード4.0』のティモシー・オリファント、『オーシャンズ8』のダミアン・ルイスなどの新旧実力派が脇を固めている。
公開された1枚目のポスターは、ディカプリオとピットの2ショット。2枚目は、当時絶頂の人気を誇っていた女優シャロン・テート役のマーゴット・ロビーの姿が。『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたロビーが、今回はタランティーノ映画のミューズに選ばれ、輝くようなブロンドと、60年代ファッションに身を包んだ姿を披露している。
あわせて公開された映像には、ハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしているちょっと落ち目のTV俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が登場。クリフがブルース・リーらしき東洋人とカンフーアクションを撮影するシーンや、共演した子役の少女に「私が生きてきた中であなたは 最高の役者よ」とささやかれリックが涙ぐむ姿などが描かれている。
また今回映像には登場していないが、先日急逝した『ビバリーヒルズ高校白書』のルーク・ペリーも本作に出演しており、映画作品としては遺作となっている。
■公開情報
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
今秋、全国ロードショー
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ルーク・ペリー、アル・パチーノ、ブルース・ダーン、ダコタ・ファニング、ジェームズ・マースデン、ティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセル、エミール・ハーシュ、ティモシー・オリファント、ダミアン・ルイス
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント