『サバイバル・ウェディング』伊勢谷友介はただの嫌味キャラではない 波瑠との信頼が垣間見える

『サバ婚』伊勢谷友介は嫌味キャラではない?

 宇佐美博人(伊勢谷友介)の「自分を愛せ」という言葉で、元恋人・石橋和也(風間俊介)との思い出の品、連絡先を削除し、新たな一歩を踏み出した黒木さやか(波瑠)。7月28日放送の『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)第3話では、さやかがこれまで宇佐美から教わってきた恋愛のノウハウが身を結ぶこととなった。

 風間との一件をきっかけに、さやかは少しずつだが宇佐美を信頼し始めている。これまでさやかは、眉間にしわを寄せながら宇佐美の意気揚々と語るブランドうんちくを聞いていた。しかしこの日は「そんな風にバッグを作っていたなんて知りませんでした!」と素直に感心していた。しかし、「見かけの印象が恋愛に大きく影響する以上、もっとも優先順位の高い改善事項だ」「う〜ん、特別に俺がお前の着るべき服を選んでやろう」と自信満々な宇佐美。これは流石にさやかも「嫌な予感しかしない」と顔をしかめたが、憎まれ口を叩き合いながらも、お互いを認め始めてきている。そんな関係性が表れているシーンがいくつもあった。

 そして宇佐美の教えが、着実にさやかに根付き始めている。「聞くだけじゃなくて実際に見ろ。見るだけじゃなく考えろ。考えるだけじゃなく行動しろ。そして、行動するだけじゃなくて成果を出せ」と宇佐美にドレス一式を渡され、レセプションパーティへ連れ出されるさやか。そこでさやかは“クローゼット革命”を受ける。

 パーティ会場には、本来いるはずのない和也の姿があった。女性と親しげに話す和也に、宇佐美は「調子乗ってんなあ、あいつ」と怒りをみせる。そして戸惑うさやかに「もういいだろあんなやつ。俺レベルの男を見つけろ」と余計な一言を挟んでしまう。

 「編集長はモテるんですか!?」とさやかに言われた宇佐美は、和也とともにパーティに来ていた藤井カオリ(石田ニコル)に声をかける。いい雰囲気になるものの、後から来た和也にお酒が飲めないことをバカにされ、近くにあったシャンパンを一気飲み。下戸の宇佐美はそのまま倒れてしまった。

 和也とともに宇佐美をタクシーに乗り込ませたさやか。そのまま去ろうとするが、和也に抱き寄せられてしまう。「俺たち中途半端なままになってただろ。今後のことについて話そう」という和也の言葉を、さやかは押しのける。以前は和也の甘い言葉に負けて、身体を許してしまったさやか。しかし今回は、和也にも、そして藤井に睨まれても、決して目をそらすことはなかった。

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