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ケヴィン・スペイシーの降板劇で話題 リドリー・スコット監督の新作サスペンス、来年初夏日本公開

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 『エイリアン』のリドリー・スコット監督最新作『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』が、2018年初夏に日本公開されることが決定した。

 本作は、世界で初めての億万長者に認定された石油王ジャン・ポール・ゲティが、1973年に孫を誘拐され、1700万ドル(約47億円)の身代金を要求された誘拐事件を映画化したもの。17歳の孫ポールを誘拐されたゲティだったが、稀代の守銭奴であった彼は、その支払いを拒否。ポールの母・ゲイルは、息子のために誘拐犯のみならず世界一の大富豪とも戦うこととなる。

 キャストには、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のミシェル・ウィリアムズ、『パトリオット・デイ』のマーク・ウォールバーグらが名を連ねる。また、『ユージュアル・サスペクツ』『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞を受賞したケビン・スペイシーがゲティ役で出演する予定だったが、今年10月、ハリウッドのプロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ告発に端を発した一連の騒動から派生し、12月22日の全米公開を目前にスペイシーが降板。代役に、『人生はビギナーズ』でオスカーを獲得したクリストファー・プラマーが抜擢された。ウィリアムズやウォールバーグ、そしてスタッフが一致団結して参加のもと、短期間で再撮影を敢行。予定通り全米公開することが発表され、先日無事に再撮影が終了していた。

 なお本作は、12月11日にノミネーションが発表された第75回ゴールデングローブ賞で、主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)、助演男優賞(クリストファー・プラマー)、監督賞(リドリー・スコット)の3部門にノミネートされた。

 監督賞にノミネートされたスコット監督は、「ハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)が『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』を評価してくれたことに感激し、心から感謝しています。またミシェル・ウィリアムズとクリストファー・プラマーの素晴らしい演技が称賛されたことも、誇りに思います。撮影後に予期せぬ挑戦が待ち受けていましたが、公開を楽しみにしている世界中の観客の皆様を思いながら、挑戦する決意を固めました。このプロジェクトに関わった何百人ものスタッフ・キャストが全てのシーンに魂を込めて、この挑戦へと立ち向かいました。素晴らしいニュースに、格別の喜びを感じています。ありがとうございます」とコメント。

 助演男優賞にノミネートされたプラマーと主演女優賞にノミネートされたウィリアムズも、「『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』を完成させたリドリー・スコット監督の素晴らしいチームに深い感銘を受けました。チームは驚異的な偉業を成し遂げ、私もこのかつてない機会に関われた事を嬉しく思います。ハリウッド外国人記者クラブの評価に深く感謝いたします」(プラマー)、「名誉あるノミネートに心から感謝しています。この感動を私の親愛なる友人リドリー・スコット監督と新しい友人であるクリストファー・プラマーと一緒に分かち合える事にも、大きな喜びを感じています。この作品に関われたことを誇りに思います。私にとって素晴らしい道のりでした。またヒュー・ジャックマンと『グレイテスト・ショーマン』のスタッフ達にも大きな祝福を贈りたいです」(ウィリアムズ)と、それぞれコメントを寄せている。

■公開情報
『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』
2018年初夏公開予定
監督:リドリー・スコット
出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、ロマン・デュリス、チャーリー・プラマー、マーク・ウォールバーグ
脚本:デビッド・スカルパ
原作:ジョン・パーソン「Painfully Rich: The outrageous Fortunes and Misfortunes of the Heirs of J.Paul Getty」
配給:KADOKAWA
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