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『愛してたって、秘密はある。』人気上昇のポイントは福士蒼汰の役どころにあり?

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 今期放送のドラマが続々と最終回を迎えはじめている。『過保護のカホコ』(日本テレビ系)は最終回にして、平均視聴率は14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、過去最高を記録。シーズン3となる『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)は、“王者月9復活”ののろしを上げるかのように、毎回13.0%以上をマーク。そして、今クールのドラマの中でもじわじわと人気が高まってきているのが、福士蒼汰主演の『愛してたって、秘密はある』(日本テレビ系)だ。

 今クールのドラマには、『警視庁いきもの係』(日本テレビ系)や『ハロー張りネズミ』(TBS 系)をはじめとする刑事ものはあれど、前クールの『リバース』(TBS系)や過去に放送されていた『砂の塔』(TBS系)、『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系)など、1話完結ではなく全体として大きな謎を追いかけるサスペンス要素を含んだ作品が少ない。無類のドラマフリーク・麦倉正樹氏に、今シーズン唯一のミステリードラマとして、本作が話題になっている理由を訊いた。

「視聴者を惹きつけているポイントのひとつは、主演を務める福士蒼汰の役の新鮮さ。これまで、『恋仲』(フジテレビ系)、『お迎えデス。』(日本テレビ系)などでは爽やかでちょっと抜けた好青年役が多く、そもそも仮面ライダー出身の福士蒼汰が、初めて“人殺し”の役を演じている。これまでに前例がない役柄なので、福士蒼汰演じる黎が善人なのか、それとも善人のフリをしているのか、判断しかねる部分があり、そこにヒヤヒヤしながら観ている視聴者が多いのでは。この手の役は藤原竜也が演じていたパターンが多かったですが、本作の成功で福士蒼汰も今後、“過去がある男”、あるいは“何者かに翻弄される男”などを演じる機会が増えるかもしれませんね」

 また、本作の企画・原案を手がける秋元康の仕掛けが功をなしていると、麦倉氏は続ける。

「いわゆるドラマの“完成度”を追求するのではなく、多少ツッコミや、ほつれがありつつも、それも含めて人々を巻き込んでいく感じが、AKB48のやり方を彷彿とさせますね。いかにも秋元康さんらしい。 AKB48も何かと賛否両論を呼ぶことがありつつも、盛り上がっています。秋元さんは脚本家というより、世の中をいかに巻き込んでいくか、コンセプトを上手に組み立てられる人なのだと思います。

 また、昨今では珍しく原作がない、オリジナル脚本というのもポイントで、クリエーターが自由にアイデアを形にしている印象です。黄色いバラ、トロフィー、トゥーランドットなどのギミックが物語をさらに盛り上げています」

      

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