『アナベル 死霊人形の誕生』監督、ジェームズ・ワンから受けたアドバイスを明かす

 10月13日に公開される映画『アナベル 死霊人形の誕生』より、デヴィッド・F・サンドバーグ監督のコメントが公開された。

 本作は、『死霊館』シリーズ最新作にして、『アナベル 死霊館の人形』の続編となるホラー映画。現在も米コネティカット州のオカルト博物館に保管されている、“実在する”呪いの人形“アナベル”の誕生と呪いの起源を描く。

 製作を務めた、『死霊館』や『ソウ』などホラー映画から『ワイルド・スピード SKY MISSION』などのアクション映画まで幅広くヒット作を手がけるジェームズ・ワンによって見出されたサンドバーグ監督は、長編デビュー作『ライト/オフ』で注目を集め、今後の監督作には、DCコミックスのヒーロー映画『Shazam!(原題)』が控えている。

 2作目の長編監督作『アナベル 死霊人形の誕生』を監督することになった経緯について、サンドバーグ監督は、「『ライト/オフ』の試写で観客の反応がとてもよくて、スタジオとジェームズ・ワンはハッピーだった。それで彼らは僕のところにやってきて、『アナベル2』をやることに興味があるか聞いてきたんだ。それで脚本を読んだ時、1作目とかなり違うものだというのがわかって、すぐにやりたいと思った。大きな名誉だよ、『死霊館』ユニバースへの入り口なんだ。何よりも光栄だったね。それはとてもエキサイティングだったよ」と、次回作の『The Nun(原題)』、『The Conjuring 3(原題)』、そして『死霊館 エンフィールド事件』に登場するキャラクターに基づいたスピンオフ『The Crooked Man(原題)』など、今後決まっている『死霊館』ユニバースに言及しながら振り返っている。

 ジョン・R・レオネッティ監督による『アナベル 死霊館の人形』の続編にあたる作品で監督を務めることについては、「僕は『ライト/オフ』ですごく多くのことを学んだから、これはチャレンジには感じなかった。映画がどう作られるか知っていたし、物事がどう機能するかわかっていた。でも、“アナベルが動くのを見せずに、どうやって怖く見せるか”はチャレンジだったね」とコメント。

 さらに、「ジェームズが『ライト/オフ』で僕にくれたアドバイスのようなものは、“ただ楽しんで!”というものだ。だけど『ライト/オフ』は最初の映画で混乱していて、そのアドバイスを使えなかった。でも『アナベル 死霊人形の誕生』では、やっとそのアドバイスを利用できたと感じた。もっと楽しむことでね。ホラーに関して、僕らは同じような感性をシェアしているんだ」とジェームズ・ワンからのアドバイスを本作でようやく利用できたことも明かしている。

■公開情報
『アナベル 死霊人形の誕生』
10月13日(金)新宿ピカデリーほかロードショー
製作:ジェームズ・ワン、ピーター・サフラン
監督:デイビッド・F・サンドバーグ
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
出演:ステファニー・シグマン、タリタ・ベイトマン、ルル・ウィルソン、アンソニー・ラパリア、ミランダ・オットー
配給:ワーナー・ブラザース映画
映倫:PG12
(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
公式サイト:http://annabelle-creation.jp

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