『進撃の巨人』はなぜ“中毒性”が高い? 音楽家・澤野弘之の劇伴から探る
もともとは、『機動戦士ガンダムUC』で澤野サントラに惚れ込んだという荒木。『ギルティクラウン』のオファーを経て、現在では阿吽の呼吸で制作を進めているそうだ。監督からの楽曲に関する細かい指定もほとんどないようで、「澤野さんにお願いするときはいつもそうですが、自由に作った劇伴で作品の幅を広げてほしいんです」と荒木自身語っている。(引用:「甲鉄城のカバネリ」荒木哲郎監督×澤野弘之対談)
そうして実現した4年ぶりの『進撃の巨人』アニメシリーズ。そして4度目となる荒木監督×澤野音楽の融合。Season2用に制作した新曲も続々と投下されていくようなので、脚本やアニメーションはもちろん、前回を超えるサントラの仕上がりにも存分に期待したい。
■まにょ
ライター(元ミージシャン)。1989年、東京生まれ。早大文学部美術史コース卒。インストガールズバンド「虚弱。」でドラムを担当し、2012年には1stアルバムで全国デビュー。現在はカルチャー系ライターとして、各所で執筆中。好物はガンアクションアニメ。Twitter