KinKi Kids堂本剛、役者として再ブレイクの予感!? 影のある演技は『銀魂』にどう活かされるか
そして、映画『銀魂』である。『銀魂』は作品としてはコメディ色が強いが、剛の演じる高杉晋助は剛が得意とする“影のある役”。どのような演技を見せてくれるのかは想像の域を出ないが、福田雄一監督がTwitterで「予想を超えて剛の高杉はカッコ良かったよ!」、「小栗くんが『剛くん、何でお芝居の仕事あんまりしないんだろ。しないなら、あの才能分けてくんねえかな』って言ってたのが印象的」とつぶやいていたことを見ると、ファンの期待を裏切らない仕上がりになっているのだろう。
視聴者はもちろん、監督や共演者からも評価される演技力を持っている剛だが、10月31日放送のラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)内では、「オレは役者だと思って生きた覚えがないから」と言い切っている。とはいえ、アウトプットされるものは確かなクオリティだ。さらに、現在の「やりたい仕事をする」というスタンスも相まって、見ている人を惹きつけているのだろう。「この先もずっと見続けたい」と思える剛の演技力が、『銀魂』で発揮されることを願う。
(文=高橋梓)