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脚本家・演出家/登米裕一の日常的演技論

高畑充希の“視線”はなぜ好感を持てる? 若手演出家が『東京センチメンタル』の演技から考察

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 どう伝わるかを意識し過ぎて、本音を喋っていない女性は、“ぶりっ子”と陰口を叩かれてしまうケースがあります。逆に、何も考えずにただ思ったことを言える女性は、“天真爛漫”と称されたりもしますが、ときに鋭すぎる意見から“毒舌”と言われたり、場合によっては“空気を読めない”と言われるわけです。

 他者とうまくコミュニケーションすることは本当に難しく、それゆえに奥深いものですが、高畑さんはそのバランスが絶妙だからこそ、同性からの支持も高いのではないでしょうか。“目が泳ぐ”ことも、バランス感覚のなせる技であり、かえって好感度を高める一因となっているはずです。

 最近では、人の目を見て話せないと“コミュ障”なんて言われますが、人とずっと目を合わせるのは、お互いにとってむしろストレスにさえなります。高畑さんのように、ここぞと言う時だけしっかりと目を合わせるくらいの方が、ずっと素敵だと思います。

■登米裕一
脚本家・演出家。映画『くちびるに歌を』CX『おわらないものがたり』NHK『謎解きLIVEシリーズ』などの脚本を担当。大学時代に旗揚げをした劇団『キリンバズウカ』の主宰も務める。個性豊かな登場人物たちによる軽快な会話の応酬を持ち味としており、若手作家の躍進著しい演劇界の中でも、大きな注目を集める。また演技指導家としても評価を得ており、現在多くのワークショップ依頼を受けている。

■ドラマ情報
『東京センチメンタル』
2016年1月15日(金)24時12分より放送開始
監督:三木康一郎、今泉力哉、渡部亮平、日向朝子
出演者:久留里卓三、高畑充希、片桐仁、大塚寧々
脚本:松本哲也、ブラジリィー・アン・山田、新井友香
チーフプロデューサー:山鹿達也
プロデューサー:井関勇人、阿部真士、藤原 努
制作協力:ホリプロ
製作著作:テレビ東京
公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/tokyo_sentimental/

      

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