二階堂ふみのラブシーンはなぜ心を揺さぶるのか 10代で脱いだ大物女優の系譜から考察

二階堂ふみ、ラブシーンを考察

 TV・映画を中心に、照明班として数多の女優さんを見てきた知人に、二階堂ふみの印象について聞くと、こんな回答が返ってきた。「個人的な意見ですが、自分より年下の女優さんで『オーラがすごいな』と思った人は少ないんですよ。ただ、二階堂さんは、表現が正しいかは別にして、品性とセクシーな部分が見事に共存していました。あの年齢で、あれだけのインパクトを受けたのは初めてですね」

 4月1には、二階堂ふみ主演の映画『蜜のあわれ』が公開予定。予告編を見た限りでは、艶やかさ充分な彼女の表情を確認することができた。果たして今回は、どんな新しい“顔”を私達に見せてくれるのか。いよいよ2ヶ月を切った公開日を心待ちしている日々である。

■栗田シメイ
1987年、兵庫県生まれ。広告代理店勤務を経て、2012年よりフリーに。スポーツシーン・ビジネス・海外情勢を取材し、専門誌・情報誌・週刊誌・Webなどに寄稿。「MG」にて映画コラム連載中。生涯鑑賞本数は2,000本以上。

『蜜のあわれ』予告編

■公開情報
『蜜のあわれ』
4月1日(金)より、新宿バルト9ほかにてロードショー
原作:室生犀星「蜜のあわれ」 
監督:石井岳龍
脚本:港岳彦
撮影:笠松則通
出演:二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子、韓英恵、上田耕一、渋川清彦、高良健吾、永瀬正敏
配給・宣伝:ファントム・フィルム
(c)2015『蜜のあわれ』製作委員会

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