【ライトノベル最新動向】『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?』最新巻が1位に! ライトノベル週間ランキング
6位は佐島勤『魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く2』(電撃文庫)、7位は雨森たきび『負けヒロインが多すぎる!7』(ガガガ文庫)、8位は甘岸久弥『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~11 小冊子付き特装版』(MFブックス)、9位は鎌池和馬『創約 とある魔術の禁書目録 11』(電撃文庫)、10位は佐伯さん『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件10』(GA文庫)と、いずれも人気シリーズの最新刊が並んだ。
『負けヒロインが多すぎる!』のシリーズは、テレビアニメが大好評となっていることから、13位に『負けヒロインが多すぎる!SSS』、17位に第3巻、18位に第1巻、20位に第4巻、25位に第5巻、28位に第6巻と既刊がズラリ。増刷をかけてもすぐに店頭から消えると評判なだけに、オンラインでの購入も活発なようだ。
話題性のあるところでは、11位に谷川流による『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの最新刊となる『涼宮ハルヒの劇場』(角川スニーカー文庫)が名前を連ねた。過去に発表されて雑誌の「ザ・スニーカー」やアンソロジーに収録された短編に加え、書き下ろしの新作も収録とのことで、熱烈なファンの関心を誘っている。ハルヒやキョンやその他のSOS団メンバーの活躍ぶりに、2003年にシリーズが始まって21年が経っても衰えない人気の理由を掴めるだろう。11月29日発売予定。
25位の鴨志田一『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』(電撃文庫)も、『青春ブタ野郎』シリーズの完結編として注目を集めそう。ネットで人気だったシンガー「霧島透子」の正体をめぐるエピソードが一段落したと思ったら、さらに大変な事態が起こって梓川咲太を苦境へと至らせる。解決に向けたスリリングなストーリーの先に待つ、咲太と桜島麻衣の関係の行方を確かめたい。10月10日発売。