THE SUPER FRUIT、真・世が世なら!!!、SHYが集結! 『つば男FES 2026』新たな風とともに幕を開けたネクストフェーズ

『つば男FES 2026』レポート

 つばさ男子プロダクションによるライブイベント『つば男FES 2026 - Premium Live Sound -』(以下、『つば男FES』)が、9月13日に豊洲PITにて開催された。

 THE SUPER FRUITは、メンバーの松本勇輝が自然気胸の治療のため活動休止中。真・世が世なら!!!は先日9月4日に改名し、新体制としての一歩を踏み出したばかり。SHYもこの日が新体制お披露目で特別な日となった。それぞれのグループが、今いるメンバーへの想いやともに歩んできた絆をいつも以上に強く噛みしめているだろうタイミングでの開催となった今年の『つば男FES』。しかし悲壮感やしんみりしたムードは一切なく、いつも通り一人ひとりが自由にステージ上を駆け回る、つば男らしい明るく愛おしい3時間半だった。

 オープニングアクトはつば男KIDSとつば男YOUTH 。つば男KIDSは7人でCUBERSの「本日晴天快晴」「CHOICE」を、精いっぱいの笑顔でフレッシュに歌い踊り、つば男YOUTHは、同じくCUBERSの「SHOOTING STAR」「人生Heyday」を表情豊かにカバー。つば男のDNAが、脈々と受け継がれていることを証明した。ここで、内藤五胤、阿部隼大、松原有輝が影アナとしてイベントの注意事項をアナウンス。三者三様の声が、じわじわと会場の熱を上げていく。

 そしてステージに「渋谷から音楽を翼に羽ばたく、成長男子プロジェクト」というつば男のスローガンが掲げられ、用意されたゲートに書かれていた「渋谷」の文字が静かに「豊洲」へと変わる。そこへ客席後方から、ファンのあいだを縫うようにしてTHE SUPER FRUIT、真・世が世なら!!!、SHYのメンバーが登場。渋谷からやってきたつば男が、豊洲PITのステージに勢揃いした。「僕たちSHYは今日、新体制の披露もさせていただくということで、最高の準備をしてきました」(脇龍真)、「盛り上がる準備できてんのか? 俺らの盛り上がりを超えるくらい声出してください。よろしくお願いします」(中山清太郎)、「さっき(松本)勇輝とLINEして元気をもらったので、6人でも7人分のパワーをお届けします」(小田惟真)。それぞれの想いを乗せた言葉とともに、イベントの幕が開いた。

 最初にパフォーマンスを見せたのはSHY。この日、彼らは新体制としての産声を上げる。まず映像でメンバーカラー・シャイブルーの尾﨑遼星、シャイマロンの藤島隆太郎の加入を発表すると、10人でステージへ。デビュー曲「ごめんなSHY」を軽やかに届けたあと、「これから10人でたくさんの願いを叶えたいという決意を込めた楽曲」として、10人が円になり、互いの顔を見つめ合いながら「夢が今になるその日まで」を歌唱する。〈もう自分だけじゃない〉〈この運命を重ねた仲間と共に叶えたい〉――この一節を新メンバーのふたりが担当したことに、10人の“これから”への決意がにじんでいた。最後は新曲「ラブSHY高!」。この日が初披露だったにもかかわらず、そのキャッチーなフレーズから、メンバーがコールを煽るとすぐさま客席から「ラブSHY高!」の声が返ってくる。新しい曲を、新しい仲間と、その日のうちに絆に変えていく。つば男が“音楽”にこだわり続ける理由の一端が、見えた気がした。

生水稜也
生水稜也
脇龍真
脇龍真
新井椋清
新井椋清
松原有輝
松原有輝
川原雅斗
川原雅斗
安部舜太
安部舜太
仙波七星
仙波七星
尾﨑遼星
藤島隆太郎
生水稜也
生水稜也
峯大凱
峯大凱
脇龍真
脇龍真
新井椋清
新井椋清
松原有輝
松原有輝
川原雅斗
川原雅斗
安部舜太
安部舜太
仙波七星
仙波七星
尾﨑遼星
藤島隆太郎
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生水稜也
生水稜也
峯大凱
峯大凱
脇龍真
脇龍真
新井椋清
新井椋清
松原有輝
松原有輝
川原雅斗
川原雅斗
安部舜太
安部舜太
仙波七星
仙波七星
尾﨑遼星
藤島隆太郎
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 今年の『つば男FES』は生バンド編成というのも見どころのひとつ。生バンドの迫力あるイントロに呼ばれるように、続いてステージにやってきたのは、真・世が世なら!!!。鈴木琥晴、堀尾聖、水戸虹一輝、倉澤俊を迎えて8人体制になった彼らは、生バンドの音圧に一歩も引かず、エネルギッシュに「下剋上、はじめました。」で〈最高で最強な夢のステージ〉の幕を開けた。メタリックなギターフレーズと歌謡曲のようなメロディが絡み合う「Mo-Mo-No-Rock」で、その熱量はぐんぐんと引き上げられていく。客席には色とりどりのペンライトが高く掲げられ、ifif(ファンの呼称)とともにステージを作り上げていく様は、新体制になってなお変わらない絆の強さを物語っていた。個性あふれる自己紹介にもバンドが加わる瞬間があり、会場にいる全員を巻き込んだステージは、新体制となって初の新曲「九死に一生」でフィニッシュ。8人はまっすぐに前を見据え、熱を込めた歌声で観客の胸を強く打った。

内藤五胤
内藤五胤
鈴木琥晴
中山清太郎
堀尾聖
添田陵輔
添田陵輔
水戸虹一輝
倉澤俊
大谷篤行
大谷篤行
内藤五胤
内藤五胤
鈴木琥晴
中山清太郎
中山清太郎
堀尾聖
添田陵輔
添田陵輔
水戸虹一輝
倉澤俊
大谷篤行
大谷篤行
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内藤五胤
内藤五胤
鈴木琥晴
中山清太郎
中山清太郎
堀尾聖
添田陵輔
添田陵輔
水戸虹一輝
倉澤俊
大谷篤行
大谷篤行
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 THE SUPER FRUITのステージも生バンド編成。豊潤なバンドサウンドに乗せ、真っ白のロングコートに身を包んだ6人は「Seven Fruits」のイントロとともに、バッとコートを脱ぎ捨てる。その下から現れたのは、ギラギラと輝くメンバーカラーの衣装。さらにユーモアあふれる「もちもちメンタルッ!」へとつなぎ、カラフルなステージのなかで、6人はそれぞれの個性豊かな歌声とパフォーマンスで、その鮮やかさを存分にアピールした。MCではこれまでのつば男のイベントを振り返り、そのなかで、なぜか堀内結流が幼稚園児の女児役となって阿部隼大に甘えるという展開に。たった3曲のステージにもかかわらず、トーク力もバラエティ力もしっかり見せていくのもスパフルらしさだ。そんな賑やかなステージを締めくくったのは「御伽話」。生バンドが楽曲の華やかさにさらなる拍車をかけ、6人はそのサウンドのうえで軽やかに、そして豊かな感情とともにパフォーマンスした。

阿部隼大
阿部隼大
堀内結流
堀内結流
星野晴海
星野晴海
小田惟真
小田惟真
田倉暉久
田倉暉久
鈴木志音
鈴木志音
阿部隼大
阿部隼大
堀内結流
堀内結流
星野晴海
星野晴海
小田惟真
小田惟真
田倉暉久
田倉暉久
鈴木志音
鈴木志音
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阿部隼大
阿部隼大
堀内結流
堀内結流
星野晴海
星野晴海
小田惟真
小田惟真
田倉暉久
田倉暉久
鈴木志音
鈴木志音
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 3組のパフォーマンスが終わると、内藤が「袖で見ていたら(阿部)隼大がめっちゃ見てきた」と、合同ライブならではの微笑ましいエピソードを明かす。そして再びステージに3組が勢揃い。オープニングではステージにいなかったSHYの尾﨑と藤島も加わり24人がずらりと並ぶ。そしてSHY、真・世が世なら!!!の新メンバーがひとりずつ挨拶をすることに。すると、真・世が世なら!!!は、マイクが足りないからと新メンバーがデコったメガホンを仕込んできたり、堀尾にいたってはバナナを持ってくるなど、世が世らしいおふざけも炸裂。さらに鈴木琥晴が挨拶をしたあと、鈴木志音が「“鈴木”は譲らないからね」と対抗すれば、琥晴も「負けませんよ」と応戦する。笑いに包まれたそのやりとりの端々に、新体制となったつば男の変わらない仲の良さがにじんでいた。

 さらにつば男に新たな風が。「つばお」というマスコットが登場したのだ。すると、つばおを巡って田倉暉久と生水稜也が一触即発。さらに内藤と阿部も喧嘩……と思いきやキスをするなど、ステージ上は大混乱。そして「どこのグループが最強か決めよう」ということになり、バラエティコーナーへと突入する。

 最初の企画はスイカ割り。星野晴海、倉澤、峯大凱がそれぞれ代表者として剣を抜く。しかし目隠しをした3名は、互いだけでなく、戦況を見守っていたほかのメンバーたちまで斬りつけるという大暴れっぷりで、結果は引き分けに。続いては、フラフープ人間リレー。6人でひとつのフラフープを潜り抜け、最後まで通すタイムを競うというものだったが、2位となったSHYが不正をみずから告白。その正直な姿にMCが心を打たれ、SHYを1位とする采配が下された。

 続いて行われた企画は「このあとどうなった?」。各グループに関する動画を観て、その続きを当てるというものだ。SHYは、ワンマンライブの告知動画で峯が“4”にちなんで何とコメントしたかという問題。正解は「セトリの4曲目を言ってしまった」という驚きの内容で、当の峯も「こんなんわかるわけない」とお怒り。2問目は真・世が世なら!!!のラジオ収録で、大谷篤行が謝罪した理由を当てるというもの。正解は「オンエアが始まっても前室で寝ていた」で、真・世が世なら!!!と、一緒にラジオを行っていたTHE SUPER FRUITが見事正解。そのときの映像には、気持ちよさそうに眠る大谷の姿が映し出され、客席からは「かわいい……」という声が漏れていた。3問目、THE SUPER FRUITのTikTok撮影中に起きたハプニングを当てるもの。正解は「事故で小田が阿部にキスをしてしまった」というもので、先ほど阿部と喧嘩からのキスをした内藤は「お前、ほかの人ともキスを!?」とショックを受けるなど、1問ごとにステージ上ではさまざまな会話や、ときには愛のこもった暴言(?)が飛び交った。

 最もメンバーが荒ぶったのは、最後のコーナー「メンバーイメージランキング」。事前にファンが投票したランキングを当てるというものだ。「プレゼントのセンスが良さそうなメンバーは?」というお題で、THE SUPER FRUITのランキングを当てることになったSHYは、脇が堀内から「まだピアスホールは開いていないけど、開けられるようになったら使って」とピアスをもらったと明かす。すると、峯は小田からシャンプーとトリートメントをもらったといい、サッカー好きの新井椋清は田倉からもらったユニフォームがパリ・サンジェルマンFCのものだったことから「センスが良い」と断言。なかなか1位が決まらないなか、最後に尾﨑が「前日に鈴木志音からDMをもらった」と明かし、鈴木志音を1位にすることに決まった。さらに、真・世が世なら!!!のランキングを考えることになったTHE SUPER FRUITは、中山清太郎が堀尾の誕生日にプレゼントを贈っていたエピソードから中山を1位に。SHYのランキングを考える真・世が世なら!!!は、脇の実家がケーキ屋であることから脇を1位に決めた。結果は、SHYの1位は生水、真・世が世なら!!!の1位は中山、THE SUPER FRUITの1位は星野で、中山を当てたTHE SUPER FRUITのみがポイントを獲得。さらに「部屋がいい匂いしそうなメンバーは?」「無人島に連れていくなら誰?」と続き、1位よりも下位にばかり名を連ねたメンバーが悔しがりながらも笑い合う姿で、すべての企画が終了した。集計の結果、最強のグループはTHE SUPER FRUIT、最下位はSHYに決定。最下位のSHYは罰ゲームとして、顔をしかめながらも苦いお茶を飲み干した。

 するとここで、つば男アシスタントプロデューサー(AP)のTAKA(ex.CUBERS)が登場。つばおをさらいに来たという彼は、つばおを返してほしければ、ファンとともにジェスチャーゲームを成功させろと試練を与える。お題を見たファンがジェスチャーをし、それをメンバーが読み取るというファン参加型ゲームは、ファンの表現力とメンバーの推理力が重なり合い、見事一発で成功。つばおは無事に返され、『つば男FES』のステージにはふたたび平穏が戻った。

 後半は、『つば男FES』の目玉企画シャッフルコーナー。最初に登場したのは小田、中山、脇、安部舜太からなる“THE CORNERS”。白と黒のスタイリッシュな衣装をまとった4人は「Welcome to Our World」(THE SUPER FRUIT)を上品に披露。「Plain Black」(世が世なら!!!)では荒々しいラップとスキルフルなダンスで観客を酔わせた。最後の楽曲は「マシンガンラブ」(峯脇)。それまでのクールな姿から一転、キュートな一面をのぞかせると同時に、選曲でも観客を喜ばせた。

THE CORNERS

 阿部、内藤、峯、松原と、欠席の松本からなる“愛のPopping”は、「シャイなちゅっ♡」(SHY)でスタート。阿部と内藤が〈SHYでもいいかな…〉というセリフをかわいく決める。2曲目は「Winter Prince」(世が世なら!!!)。ロマンチックな楽曲で甘い空気を会場に漂わせるなか、〈「大好きだよ」〉というセリフを峯が〈「世界一愛してるよ」〉に変えて客席を沸かせた。最後は「どーぱみんみん あどれなりんりん」(THE SUPER FRUIT)。サビパートではステージを大きく使って大移動し、愛のPoppingらしさ(?)を存分に見せた。

愛のPopping

 田倉、堀内、添田陵輔、生水、川原雅斗からなる“5RE.burn”は、サングラスに革ジャン姿で登場。ハードな見た目そのままに、生バンドの勢いも借りて「俺ならやれそうじゃん?」(世が世なら!!!)でエネルギッシュに幕を開けた。さらに「WANNA BE」(THE SUPER FRUIT)では荒々しいラップで、パンキッシュな5RE.burnの色を刻みつけていく。かと思えば最後は「ウワサのシャイガール」(SHY)で、5人のかわいらしい一面を全開に。そのギャップの振れ幅の大きさで、ファンの心をがっちりとつかんだ。

5RE.burn

 シャッフルユニット4組目は、星野、鈴木志音、大谷、新井、仙波七星からなる“北から西。”。5人の出身地がバラバラなことから、コーヒートラックで全国各地を巡るというコンセプトで結成されたユニットだそうで、衣装はウェイターをイメージしたグリーンのセットアップ。彼らは「キャッチー☆ボール」(POCKET PANiC)で景気の良いパフォーマンスを見せる。さらに「どっちっち!」(THE SUPER FRUIT)、「viva☆いー感じっ」(世が世なら!!!)と、各グループのユーモラスな楽曲をスキルフルなステージングで届け、観客を楽しませた。

北から西。

 そしてあらためてステージに全員揃うと、ラストはつば男メンバー全員で「Samenaide」(CUBERS)を歌唱。今年8月に配信リリースされたアルバム『つば男ベスト』に収録されている“つば男Ver.”での歌唱で、終盤には音源通り、TAKAも歌唱に参加。CUBERSから始まったつば男の歴史。THE SUPER FRUIT、世が世なら!!!あらため真・世が世なら!!!、そしてSHYの新メンバー、さらにはつばおと、つば男の歴史にまた新たな名前が刻まれていく。つば男としてネクストフェーズに突入した2026年夏。そこに生まれたのは、覚めない、消えない、夏の記憶だった。

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