King Gnu、ONE OK ROCKらへの憧憬 Dragon Pony、韓国バンドシーンの新星が日本に届ける音楽

「世界で最高のバンドになりたい」ーーアジアからワールドワイドに掲げる夢

ーーその『Run to Run』について伺っていきたいんですが、今話してくれたように、これまでとは違う形で制作をしていくというのは大変な部分もあったと思います。実際にやってみてどうでしたか?
ソンヒョン:まず、本当にとても楽しかったです。プロデューサーもエンジニアもみなさん先輩だったので、そこから学べることはとてもたくさんありました。一緒に作業してみて「ああ、こんなやり方もあるんだ」という気づきもありましたし、そうやっていろいろなことを分かち合えるのがすごく楽しかったです。それに付け加えるならーー僕たちは韓国でのデビューからもまだそんなに経っていないですが、そのなかでまた新しい世界に向けて準備をする過程の中で、また違う感じ方というのがあったんですね。韓国でデビューしたときはどこか不安で、よくわからなくて、そのワクワク感を十分に味わいきれなかった気がするんですけど、今回は準備しながらそのワクワク感をしっかり感じられて、夢に見ていたあのステージにもうあと一歩で立てそうな気がして。そこに本当にとても期待できたんです。
ーー作品を作っていく上でのテーマやコンセプトみたいなものはありましたか?
セヒョク:まず、タイトル自体が『Run to Run』だったので、そうやって走り続けて、本当に熱さが込められているアルバムを作ろうというのが、アルバム全体の方向性だったと思います。あとはライブでもそういう僕たちの情熱をお見せできる曲になってほしいという思っていたので、サウンドやアレンジもそういう方向で作業していたと思います。
ーーそれぞれ今回の作品をレコーディングしていく中でどんなことを感じました?
ガンフン:まず、ほかのプロデューサーの方々と作業したのは初めてだったので、そこに合わせていくというのがありました。演奏するときも、自分がもともとずっとやってきたクセや習慣とはちょっと違うものがあったので、それがかなり難しかったですね。今まで自分が馴染んできたドラムの叩き方や音の出し方を少し変えなければならなくて。それはプロデューサーと話すなかでそうした方がいいだろうということになったんですけど、今までの自分の癖をまた直していくということがすごく難しく感じた部分ではありました。でも、それ以外は……今回は日本でレコーディングをしたんですが、スタジオにいる時間はすべて幸せでした。
ソンヒョン:あとは、やっぱり使っている言語が違うのも大変でしたね。ボディランゲージが上達した気がします(笑)。
セヒョク:僕たち4人だけでなく、ほかの方の意見やほかの方の色を一緒に取り込みながら作業する経験からはとても多くのことを学べました。自分が普段思っていた道とは違う道に挑戦できる機会でもあったので、本当にたくさんの学びがあったと思います。それから、特に今作はギターソロの録音がとてもスムーズにいったなと思っています。指がよく動いていたんですよ。その部分は成長したなと感じました。

ーーその学びは今後、日本だけじゃなくて、韓国でレコーディングするときにも生きそうですね。
セヒョク:はい、もちろんです。
ーーテギュさんはいかがですか?
テギュ:歌詞を書くときには作詞家の方と一緒に作業したんですけど……まずは自分たちが伝えたいメッセージをお伝えして、それについて一緒に意見交換しながら、よりよい言葉や表現を探していく過程が、本当に新鮮でとても楽しい経験でした。そしてその歌詞を自分が直接歌で届けなければならないので、聴いてくださる方に不自然に聴こえないよう発音にもとても気を遣いながらレコーディングして。そういう部分でもまた多くを学び、成長できたと思います。
ーー今作のテギュさんの日本語の発音、素晴らしいですよね。めちゃくちゃ練習したんだろうなと。
テギュ:ありがとうございます。
ーーソンヒョンさん、言葉の違い以外で難しかったことはありますか?
ソンヒョン:食べ物の違いですかね。
ーー日本の食事は口に合わなかった(笑)?
ソンヒョン:僕はちょっと好き嫌いが多くて、偏食気味なんです。ただ、レコーディングの短い期間ではまだ日本の食べ物をいろいろ食べられていないです。
ーーじゃあ、これから日本で活動していく中で、ぜひ好きなものを見つけていってもらえればと思います。
セヒョク:でもそのわりには結構よく食べてましたけどね(笑)。
ーー(笑)。
ソンヒョン:日本の焼肉を食べてみたいです。

ーーぜひ挑戦してみてください。リードトラックの「Run to Win」は疾走感があるすごくいい曲ですが、どういうことを思いながらレコーディングしました?
ガンフン:録音するとき、プロデューサーの方々がいらっしゃって。個人的には絶対にミスできないという気持ちで録音しました。その方々のお時間は大切なはずだから、絶対ワンテイクで決めなければと、ものすごい緊張感を持って練習も頑張っていました。でも、ちょっと苦労しましたね。
テギュ:「Run to Win」もそうですし、全般的に今回の曲はどれも少し熱い感情を持っていると思っているんですけど、それを伝えるためにはそういう表現がボーカルに入ってこなければならないと思っていたので、その部分で努力しようとしました。でも今回の曲、全部キーが高いんです。どうすればその高音にエネルギーをより溶け込ませられるかを考えながら、懸命に吐き出すように歌っていた記憶がありますね。
ーーどの曲も素晴らしいんですが、僕は最後の「Look Back」という曲が好きで。これはファンに向けたメッセージのようにも聴こえる曲だなと思うんですけれども、どういう気持ちで作ったものなんですか?
セヒョク:まずもちろんファンのみなさんのことも考えましたし、タイトルが「Look Back」なんですが、相手の背中を見ながらも、それでも愛し続けるという誓いを込めた曲として作りました。そのメッセージと愛する気持ちを伝えたいと思っていました。
ーーこのEPがDragon Ponyの日本でのキャリアの始まりですが、今後韓国で、あるいは日本や世界に向けてというところで、どういうバンドになっていきたいですか?
ソンヒョン:少し子どもっぽい気持ちかもしれないんですけど、シンプルに世界で最高のバンドになりたいです。そこに向かっていく旅の中で、愛を分かち合って、優しさや温かさを広めていくようなバンドになりたいです。
ーーその気持ちが、今回の日本デビューを通して、日本のファンにも伝わっていくんじゃないかなと思います。
ソンヒョン:ありがとうございます。
ーー最後に、今回日本デビューということで、日本語の歌もありますし、今後カラオケでDragon Ponyの曲を歌う日本のファンも増えていくんじゃないかというところで、自分たちの曲をカラオケで歌うときのアドバイスをいただけますか?
テギュ:酔っ払って歌うのは危険です。酔って歌ったら泣いてしまうかもしれないので。
ガンフン:喉を出し惜しみしないでください。守ろうとしちゃダメです。
テギュ:でも、カラオケに行くこと自体、何かを考えてから歌いに行くものじゃないと思うんです。だから、感じるままにーー何かを吐き出したかったら吐き出して、何かを発散したかったら全部発散してーーそうやって委ねてほしいです。できれば、たくさん歌ってほしいですね。

ーーちなみにみなさんはカラオケに行ったら何を歌うんですか?
ガンフン:僕は米津玄師さんの「KICK BACK」とか、あとはSteelheartの「She's Gone」も歌います。
テギュ:僕は静かな曲を歌いたいなと思っているんですけど、一緒にカラオケに行ったら友達がみんな盛り上がる曲を求めるから、テンションが上がる曲をたくさん歌って、雰囲気を盛り上げて帰ります(笑)。
ーーさすがプロですね(笑)。
テギュ:日本のみなさんもぜひ僕らの曲を歌ってください! よろしくお願いします。
■リリース情報


Japan 1st EP『Run to Run』
発売中
<収録曲>※2形態共通
1. Run to Win
2. Stand Together
3. One Light, One Time
4. Break the Chain
5. Look Back
【通常盤(CD Only)】
品番:WPCL-13762
価格:¥2,500(税込)/ ¥2,273(税抜)
[封入特典]
・Japan Debut Message Card(通常・初回限定盤 共通 1種)
・応募シリアルコード1枚封入
・アーティスト ロゴステッカー封入
【初回限定盤(CD+Photobook)】
品番:WPCL-13763
価格:¥5,500(税込)/ ¥5,000(税抜)
[封入特典]
・Japan Debut Message Card(通常・初回限定盤 共通 1種)
・応募シリアルコード1枚封入
・フォトカード(全4種1セット封入)
・B3サイズ ポスター
・ロゴステッカーセット封入
公式サイト:https://dragonpony.fanpla.jp/
公式X:https://www.youtube.com/@DragonPony_official
公式Instagram:https://www.instagram.com/dragonpony_/





















