井上和はなぜ乃木坂46の“外への顔”となったのか 声優、大河出演、モデル……多面的な活躍で掴んだ飛躍の理由
モデルで見せる多面性、声優・俳優として拓く新たな表現
『non-no』の専属モデルとしては、ステージとはまた異なる表情を見せている。乃木坂46の衣装を離れ、企画ごとにさまざまなファッションやメイクに挑戦。印象的な目元を活かしたクールな表情から、親しみを感じさせる柔らかな笑顔まで、服やテーマに合わせて雰囲気を変えられることが、モデルとしての井上の強みだ。
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モデルの仕事では、身にまとった服や企画の世界観を表現することが求められるが、井上は持ち前の華やかさを活かしながら、ファッションや撮影テーマに合わせて印象を変えることができる。20歳を記念した1st写真集『モノローグ』でも、大人びた表情から無邪気な笑顔、ふとした瞬間の横顔まで、さまざまな姿を披露した。見るたびに新しい表情を発見できることが、モデルとしても人を惹きつける井上の魅力だろう。
そして、井上が新たに挑んだのが声優の仕事だ。『トイ・ストーリー5』では、デジカメのおもちゃ・スナッピーの日本版声優を担当。世界中で親しまれてきたシリーズへの出演でもあり、声だけでキャラクターの個性や感情を表現するという、これまでとは異なる一面が求められた。
映画本編では、井上の明るく弾むような声が、スナッピーの無邪気で愛らしい動きにぴたりとハマっている。驚いた時には声を大きく弾ませ、仲間を思う場面ではやわらかな声色になるなど、感情の変化もわかりやすい。井上が演じていることを忘れ、いつの間にかスナッピーそのものとして受け入れられてしまうほど、作品の世界に自然と馴染んでいた。歌やラジオで培ってきた声の表現を、役柄に合わせて新たな形へ変えた演技であり、声優としての可能性も感じさせるものだった。さらに、井上は声優のみならず俳優としても活躍の場を広げている。大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合)への出演を控えているのも、その表現力が高く評価されている証左だろう。
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『TIF』関連番組ではMCを担い、アコースティックセッションにも参加している。出演者の話を聞きながら番組を進める一方で、自らも歌い手としてステージに立つなど、アイドルとして培ってきた力をさまざまな形で発揮してきた。三代目チェアマンとして迎える『TOKYO IDOL FESTIVAL 2026』も、グループの外へ活動の場を広げてきた井上にとって、新たな経験のひとつとなるだろう。
グループの内側から外側へ。井上が届ける乃木坂46の魅力は、今後さらに広がっていくはずだ。


























