Little Glee Monster、やりたいことを貫ける自信 「一輪」「Pages」で見せる“新しい挑戦”と“ありのままの個性”

リトグリ、やりたいことを貫ける自信

「一輪」MVから感じた「“それでも負けたくない”っていう意思」(miyou)

――優しさと同時に厳しさも伝わってくる、そういう普遍性の強い大きな愛の歌という印象がある曲ですよね。4月20日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)では、この曲がいち早くフルコーラスで歌唱されました。

ミカ:初披露はすごく緊張したんですけど、それは私だけじゃなくて6人それぞれ同じだったと思うし、だからこそ「絶対にうまく歌いたい!」っていう強い気持ちで本番に臨んだので、そういった程よい緊張感が「一輪」という曲の世界観とマッチしていたんじゃないかなと思います。

かれん:私はレコーディングのとき以上に難しさを感じました。例えば、それぞれがソロで歌っている後ろでのコーラスのバランスが……そこまでたくさん積み重ねているわけではないんですが、だからこその難しさがあるというか。加えて、個々の歌の力で勝負する楽曲でもあるので、それぞれが自分のパートをどう表現するのか、そして6人の歌が繋がったときにどんな物語が生まれるのかを強く意識しながら歌っています。

――確かに、この曲はコーラスで派手に彩るタイプではないですものね。

かれん:わりと最小限に抑えられていて、その中で6人それぞれの“一輪の花”が綺麗に咲くっていうような彩り方なのかなと。今まで以上に引き算を意識したコーラスなので、より繊細さや丁寧さが求められて、なかなか難しいです。

Little Glee Monster 撮り下ろし
アサヒ

――幻想的な世界が描かれたMVもすごく印象的です。

結海:今回はバンドの皆さんやダンサーの皆さんと一緒にパフォーマンスするシーン以外に、『GIFT』に出演されている俳優さんお二方(八村倫太郎、生越千晴)にも撮影に参加していただいていて、音楽に合わせてフリーで演技をしていただいているんです。その姿に圧倒されましたし、私もたくさんパワーもいただいたので、感情を全開放できたんじゃないかと思います。

――それがDメロから落ちサビで見せる、結海さんの熱演につながるわけですね。あのシーン、素晴らしかったです。

結海:ありがとうございます!

MAYU:それこそMVには私たち6人以外にも役者のお二方がいて、バンドの皆さんやダンサーさんも入ってくださっている。さらに、そこには監督さんや撮影に関わったスタッフさんもいるわけで。さっきのレコーディングの話とも似ているんですけど、それぞれの分野のプロの皆さんがそれぞれの形でこの「一輪」という楽曲を表現している。そう考えるとこの曲の響き方や聴こえ方、MVの見え方もまた変わってくるような気がしています。

miyou:今回は「Break out of your bubble」や「夢じゃないならなんなのさ」のMVを撮ってくださった戸塚富士丸さんが監督を務めてくださったんですが、監督が「今回は悔しい気持ちを表現したい。それって、リトグリの物語にも共通するものがあるんじゃない?」とおっしゃっていて。MVでは最初、お姉ちゃん3人(かれん、MAYU、アサヒ)が歌っていて、そこに私たち妹組が合流していくというストーリーも描かれているんです。その中で、監督は「最後は晴れやかな気持ちで終わりたい」とおっしゃっていたんですが、私は……人との関係において、ひとりになったときに戦うのってやっぱり自分だし、自分の中でどう整理をつけていっても自分から逃げられないんだけど、〈君と咲いてたいんだ〉っていう「それでも負けたくない」っていう意思を表現している曲なのかもなって、このMVを通して感じたんです。きっとドラマの第1話を観てから撮影に臨んだのもあったんでしょうね。なので、私の中ではハッピーな要素の中にも消えない孤独がある曲だなと思っています。

――いろんな形の一輪の花があって、ポジティブもネガティブもすべて肯定して、それぞれの形で花開いていく。そういう説得力を楽曲やこのMVから感じました。

miyou:そう感じてもらえて嬉しいです。

『一輪』 - Little Glee Monster

起伏あるメロディを「6人が違う声で歌うからこその良さ」(結海)

――聴く人、観る人にいろんな感情を与える「一輪」の一方で、もうひとつの「Pages」は軽やかでポップな曲調。アニメのオープニングにぴったりな仕上がりです。

MAYU:これぞオープニングという楽曲ですよね。リトグリの楽曲は高音がガツーンと抜けていく曲が多いですけど、「Pages」はキーがより高くて、初めて聴いた瞬間は自分が歌いこなせている未来が想像できなくて。アニメの物語に寄り添いつつも、私たち6人や聴いている皆さんの人生を表しているような、それくらいメロディの起伏が激しい曲で。私は「Pages」のことをジェットコースターと呼んでいます(笑)。

結海:MAYUちゃんが言うように、ブロックごとにテンション感も雰囲気も全然違っていて。そういったメロディを、6人それぞれが違う声で歌うからこその良さみたいなものもあるのかなと、完成した音源を聴いて改めて感じました。

Little Glee Monster 撮り下ろし
miyou

――アニメのオープニングでは1コーラス丸々使われていますが、それ以降の2コーラス目からリトグリらしさがより本領発揮されていて。歌に入る前の、miyouさんの掛け声とかカッコいいですものね。

miyou:ありがとうございます。あそこでちょっとノリが変わりますもんね。あと、結海が早口で歌うパートがあったり、かれんちゃんのロングトーンがあったり。「夢じゃないならなんなのさ」終盤のロングトーンもかなりキーが高かったけど、今回はキーも長さもあれ以上じゃない?

かれん:どうだろう?(と言って実際に歌ってみる)

ミカ:あんまり変わらない?

MAYU:今回のほうが高く感じるなあ。

アサヒ:スピード感が違うからね。

かれん:でも、結海の早口のところもすごいよ。

Little Glee Monster 撮り下ろし
結海

結海:アニメで1コーラス聴いただけでは、あとでこんなパートがあるなんて想像もできないでしょうし、初めて聴いたらびっくりするでしょうね。あのリズム感含め、歌っていて気持ちいいんですけど、毎回噛まないかどうかが心配です(笑)。

かれん:結海が言ってくれたとおり6人それぞれの個性や良さが詰まってはいるものの、いざ歌うとめちゃくちゃハイカロリーな楽曲なんですよね(笑)。ただ、それと同時にページをめくるときのワクワク感とか未来へ向かって明るく進んでいく感じが、アニメの世界観とも合っているので、新たに課された試練を乗り越えながら、ポジティブさを伝えていけたらと思います。

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる