BMSG TRAINEE ソロインタビュー Vol.17:ISANA、追い求める普遍性 「音楽や生き方を見せることで返していきたい」

BMSG TRAINEE 連載:ISANA

 BE:FIRST、MAZZELに次ぐ、3つ目のボーイズグループを誕生させるべく行われた、BMSGによるオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』。その参加者でもあった面々が多く揃った今のBMSG TRAINEEは、最強の原石が揃っている。その強さとは、一体何なのか、どこからやってきたのか――。

 リアルサウンドでは、3月18日、19日に行われる『BMSG TRAINEE SHOWCASE 2026 〜 Graduation Party for REN, YUTA, RAIKI, TAICHI, and ISANA 〜』を記念して、出演するBMSG TRAINEE 18名のソロインタビュー連載をスタートさせる。まっすぐに自分の理想を追い求めて、今この瞬間もひた走っているこの若き才能たちに、リアルサウンドは全力でベットしたいと思う。

 連載第17回目はISANAだ。ISANAのすごさとは、普遍性である。普遍性とは、すべての物事に通じる性質のこと。対になる言葉は、特殊性になる。もちろん、ISANAは特殊なキャラクターを持った表現者であり、特別な17歳である。だから、矛盾するようにも思えるかもしれない。しかし、ISANAが目指すのは、ISANAが信じているのは、誰にでも理解ができる音楽である。ISANAの言葉は言葉としてとてもわかりやすい。ISANAのダンスはとても美しい。ISANAの歌はとてもきれいだ。ISANAは眩しいくらいの魅力を放っている。自身のアンセム化とも言っていいかもしれない。この誰にでも“わかる”ということこそが、ISANAという表現者の素晴らしさなのだと思う。そして、それは特殊であることに悩んでいる人にも向けられるメッセージでもある。

 普遍的なポップアーティストであり続けること。優しさと共感と愛を持った人間であり続けること。それが自分が手を伸ばすべき姿だと、ISANAは確信をしている。心技体が完全に揃った瞬間、彼はまさしく超強力な人になるのだと思う。そのアイデンティティを求める過程で出会った気づき、出会った感覚のすべてを聞かせてもらった。 (編集部)

【BMSG TRAINEE】第16弾:ISANA 60秒自己PR

BIGBANGに見た夢、夢が現実を帯びていく道のり

ーーまずは生年月日から教えてください。

ISANA:2008年3月28日生まれの、高校3年生17歳です。

――ISANAさんのいちばん古い記憶を教えてください。

ISANA:3歳くらいの頃、先生にすごく怒られた時のことを覚えています。朝の会が始まる時間、ほかの組の教室に行っちゃってたことがあったんです。それで、自分の教室に帰ったら、ドアの前に担任の先生が立ってて、「もう入るな!」って怒られました(笑)。マジで怖くて、たしか泣いたんじゃないかな、僕。

――楽しかったことよりも、怒られたことのほうが記憶に残っているんですね。

ISANA:人に怒られた経験があまりないんです。そもそも怒られるのは苦手だし、人に迷惑もかけたくないので、普段から怒られないように気をつけて取り組んでいます。お母さんに怒られたことも数える程度ですね。

――怒られないように取り組むというのは、優等生でいようとするような感じですか?

ISANA:そんな感じでしたね。人の顔色をすごく窺います。優等生タイプとはまた違って、先頭に立ってみんなのお手本になるというより、まわりを見て行動することのほうが多いです。みんなを引っ張る勇気はないので、「こうしたほうがいいな」と思ったところは、影に隠れながらそっとカバーする……みたいなことが多いですね。

――縁の下の力持ちですね。中学生の頃はどんなタイプだったんですか?

ISANA:中二病という言葉の通り、と言いますか。すごく反抗期でしたね。

――ルールに縛られるのが嫌だったとか?

ISANA:今思うとダサいですけど、当時は反抗してる自分がかっこいいと思ってたところもあったんですよね。成人式の時には、先生に平謝りさせていただきたいなと思っています……(笑)。

――納得できないことにはちゃんと「No」を言えるタイプだったんですね。

ISANA:そうかもしれないですね。型にハメめられると「納得いかない!」と思っちゃってました。

――反抗期は、落ち着きましたか。

ISANA:はい。BMSGに対しては、そういう反発心は(最初から)まったくないんです。自分のやりたいことのために契約させていただいているから、しっかり頑張ろうって。

BMSG TRAINEE・ISANA(撮影=篠田理恵)

――そのまわりに流されない強い精神が、今に繋がっていそうです。最初に抱いた将来の夢は覚えていますか?

ISANA:5歳の頃に、初めて「アーティストになりたい」と思って、そこからずっと変わっていないです。あ、でも一回だけ『ゴーカイジャー』(『海賊戦隊ゴーカイジャー
』/テレビ朝日系)のヒーローになりたいなと思ったことはありました……(笑)。その後に、BIGBANGさんを観て感銘を受けて、「僕もBIGBANGに入りたい!」という気持ちからアーティストを目指し始めました。

――BIGBANGのどんなところに衝撃を受けましたか?

ISANA:初めて観たアーティストがBIGBANGさんだったんです。もともと踊ることが本能的に好きだったのもあって感動して。初めて観た日から、ずっとBIGBANGさんの真似をしてました。

――どんなふうに?

ISANA:学校に行く前、爆音でライブ映像を流しながら、ファンの方にグッズを投げる真似をしてました。絶対に近所迷惑だったと思います(笑)。

――最初はダンスとかじゃなくて、ファンサービスを真似ていたんですね(笑)。

ISANA:そうなんですよ! 最初はキラキラしてる姿を見て、「かっこいいな」と思ったんだと思います。音楽どうこうよりも、自分もみんなにキャーキャー言われたい、みたいな。最近はそういう気持ちはあまりないんですけどね。

――なぜなくなったんでしょうか?

ISANA:いろいろな方に見てもらえるようになって、そういう欲望だけじゃ成立しないなと思ったんです。キャーキャー言われるかどうかよりも、もっとちゃんとしないといけないなっていう気持ちのほうが強くなったのかな?

――アーティストという夢が現実味を帯びてきているということですね。

ISANA:そうかもしれないです。

BMSG TRAINEE・ISANA(撮影=篠田理恵)

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