藤井 風、29歳の誕生日に寄せて 国境を越え、“愛”や“祈り”とともに音楽を届け続けた一年を振り返る
藤井 風にとって、28歳はキャリアの大きな転換点だったと言えるだろう。デビュー当初から唯一無二の存在感を放ってきた藤井だが、この1年は、グローバルなアーティストとしての歩みをさらに進めた期間だった。
そんな藤井が、本日6月14日に29歳の誕生日を迎えた。
グローバルに広がる軌跡、全編英語詞への挑戦
28歳の誕生日前日となる2025年6月13日、藤井は初の英語シングル「Hachikō」を配信リリースした。その後、7月には自身初となるヨーロッパツアーを開催。さらに、8月からはアメリカ最大級の音楽フェスのひとつ『Lollapalooza 2026』への出演を皮切りに北米ツアーがスタートし、サンフランシスコで開催された音楽フェス『Outside Lands』にも出演するなど、海外の大舞台でのパフォーマンスを重ねた。また、8月17日にはビリー・アイリッシュのワールドツアー『HIT ME HARD AND SOFT: THE TOUR』の日本公演でスペシャルゲストとして出演したことも大きな話題となった。
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9月にリリースされたのが、前述の「Hachikō」をリードトラックとした3rdアルバム『Prema』である。オリジナルアルバムとしては『LOVE ALL SERVE ALL』以来およそ3年ぶりのリリースとなった本作は、全編英語詞という大きな挑戦作。幼少期から英語や洋楽に親しんでいた彼にとって、英語詞の作品を手掛けることは夢だったという。タイトルの『Prema』は、サンスクリット語で“無私の愛“や”至高の愛”を意味する言葉。海外へも目を向けた作品でありながら、作品に込められた精神性やメッセージは藤井らしいものだった。広い世界を見つめながらも、自身の表現の軸は揺らがない。そんな姿勢を示した作品だったと思う。アルバムは発売日となる9月5日付のiTunes世界アルバムチャートで初登場10位を記録(※1)。音楽的な挑戦だけでなく、数字の面でもグローバルな広がりを示した。
『Prema』のリリース前後は、テレビ出演が増えたことも印象的だった。音楽バラエティ番組『EIGHT-JAM』(テレビ朝日系)では2週にわたって特集が組まれ、彼の音楽性や制作スタイルにあらためて注目が集まった。9月8日には『徹子の部屋』(テレビ朝日系)へも初出演。「Hachikō」のMVで着用した犬を模した衣装で登場する遊び心を覗かせつつ、番組のテーマソングや、司会の黒柳徹子が好きだという「死ぬのがいいわ」を演奏する場面もあり、彼のチャーミングな一面が伝わる放送となった。






















