CiON、異色の“ブラドル”が駆け抜けたメジャーデビュー1年目 より高みを目指す2026年の決意表明
CiONで世界へ行きたいーー2026年の目標は?
ーー大きな実績と手応えを得られた去年を経て、今年1月には2ndシングル『シンデレラ』がリリースされます。
栞音:童話の『シンデレラ』は、虐げられている少女が、王子様に見そめられてお姫様になるストーリーですよね。私たちはメジャーデビューをして間もないですけど、活動を始めて今年で丸10年なんです(※2016年に結成)。うまくいかない時期が本当に長かったし、今も日々悩みながら挑戦している最中。10年経ってもまだ死んでいない私たち5人が、シンデレラストーリーを描いていく。それが今後の目標なんです。そうした今の状況や、未来のサクセスストーリーを表した楽曲になっています。
ーー演奏や歌からも5人の滾っている魂を感じます。
栞音:常に、自分たちは闘志を燃やし続けているんですよ。例えば、大人の人に言われるがままに動くのではなく、違うと思えば「いや、それってこうじゃないですか」としっかり意見をぶつける。今の事務所に入る前、フリーのような状態で活動していた時は、メンバーだけで話し合いながら「なんで、私たちはこのステージに立てないんだ!」「CiONはこうあるべきだ!」と燃えていた。そういった闘志を歌詞にも書いてもらってるし、ライブでも「俺らはまだ死んでない!」という思いで曲を届けています。
ーーメジャーデビュー2年目のフレッシュな気持ちで活動しているわけじゃないと。
栞音:そう、ぽっと出ではないから。「メジャーデビューしたばかりの、最近出てきたグループだよね」と言ってもらえるのは、ありがたいけど……でも、ずっと活動してきたし、上へ行きたい思いを一度だって忘れたことはない。メジャーデビューをしたからこそ、自分たちの過去・現在・未来を曲にして伝えたいんですよね。
ーー演奏はどんなことを意識されましたか?
佳子:まず、冒頭から華やかな楽器の音色に惹きつけられると思うんですけど、歌詞は「まだ死んでねーわ シンデレラ」のフレーズ通り、自分たちの生き様を表している。その中には挫折や葛藤など、いろんなことがあったけど「まだまだ売れたい」という気持ちと覚悟が詰まっている楽曲だと思います。ソロの演奏もかなり難しくて、サックスも細かい連譜があったり、フラジオという普段はあまり使わない難しい奏法にトライしていて。ここまでの高音は、過去の楽曲でも出したことがないです。力を込めて演奏しました。
杏実:ピアノは全体的にジャズのコード進行が使われていたり、和音の対になっていたりして、この2年間で自分が培った演奏力の総まとめ的な楽曲になっています。
聖奈:アイドルの曲で「シンデレラ」のような女の子らしいワードを使う場合、可愛らしかったり、美しい楽曲を想像すると思うんですけど、CiONは私たちの「芯の部分」「チャレンジ精神」「果敢に挑んでいくかっこよさ」が詰まっていて、それがすごく好きです。CiONらしい「シンデレラ」になっているのが、すごくいいなって。これまではユーフォで細かい音を吹いていたんですけど、今回は初めてソロで“ウォーキングベース”という、ベースでウォーキングをするように演奏する技法を使っているんです。地に足がついているような、ズシンと重い低音を鳴らしてて。その後にきらびやかな演奏をしている佳子ちゃんと合流し、高い音に着地するのもすごく好きなところで。今までにはなかった演奏になっています。
ーーボーカルワークについてはどうでしょう?
愛佳:CiONのボーカルは、私が高音担当で、栞音ちゃんが低音門担当なんです。でも今回の1曲を通して聴くと、その音域の振り幅が広くて。キメの〈まだ死んでねーわ シンデレラ〉を私が歌わせてもらっているんですけど、低音域でがならないといけなくて、本当に苦戦したんですよ。「シャウトのやり方が分からないけど、やってみるしかない」という状況から始まりました。そもそも、この曲ができたのは1年前とか、かなり前から温めてきた楽曲で。どうやったら上手くシャウトを出せるのかを研究しながら、自分なりに消化して、今回ようやくリリースすることができた。自分的にも挑戦だったし、「しましょ」と比べると全然違う印象じゃないですか?
ーー対照的ですよね。
愛佳:そうなんです。「しましょ」はすごくキャッチーで、明るくて、意外とCiONになかった楽曲だと思うんです。一方、「シンデレラ」は強気でメラメラしていて、自分的には「これが伝えたかったんだよな」という曲。もちろん「しましょ」も好きですけど、今回は私たちの素顔が出ている。「ヘラヘラ活動してるわけじゃねえんだよ」っていう、強気な部分が前面に出た楽曲なんですよね。
ーーライブで「シンデレラ」は「私たちの代表曲です」と話すことがありますけど、これはCiONの代名詞的な位置付けの曲なんですね。
愛佳:そうですね。曲の構成的にも、みんなが主役になっているのも好きなポイントです。杏実ちゃんが曲の全体を支えていて、佳子ちゃんが華やかさを与えて、聖奈ちゃんが低音を奏でている。みんなの楽器が目立っていて、私たちボーカルの良さも際立っている。「ここまでみんなの個性が出てる曲は初めて」と思うほど、私たちの名刺となる曲だなって。これまでは「Last Order」が自分たちの名刺曲だと思っていたんですけど、それ以上に私たちを象徴する曲がついに出たんじゃないか、と思っているんですけど、どうでしょうか?
一同:うん!
聖奈:それだけ気持ちが入った強い楽曲だからこそ、メジャーデビュー曲にするのは違う気がしていて。「しましょ」は万人受けするような感じで、「CiONです! よろしくお願いします!」と可愛くいける。その点「シンデレラ」は色が強い分、今の時期に出せたのがすごくいいなと思ってます。
ーーカップリング曲についても、みなさんが思う聴きどころを教えてください。
愛佳:「微熱」はCOTTON CLUBやBillboard Live YOKOHAMAのジャズライブ限定で披露した楽曲です。「Shout of Joy」は、ガチロックというか「これはバンドがやる曲じゃないの?」という曲調に挑戦させてもらっていて。同じくバンドサウンド調の「LIFE is BEAUTIFUL」は、個人的にも励まされた楽曲です。
聖奈:まず「微熱」に関しては、曲調、音価、調もすごく難しいんです。ストリングスをユーフォニアムが担当する楽曲になっていて。ユーフォらしいベースを響かせることができる楽曲で、すごく好きです。
杏実:私も「微熱」は思い入れが強いです。実は、初めてレコーディングしたのが2年前で、ずっと温めてきてた曲なんです。「シンデレラ」は「2年間の集大成がピアノの演奏に詰まっている」とお話ししましたけど、「微熱」も「この2年間ですごく成長したから、杏実ちゃんのパートだけ録り直そう」とディレクターさんに言ってもらって、再度録音したんです。2年前はアタックがクラシック奏者っぽかったんですけど、今は裏拍がジャズっぽくなっていたりとか、自分でも成長を感じられる1曲になったので、「杏実ちゃんもジャズができるんだよ」と伝えられる仕上がりになったと思います。
ーー「Shout of Joy」は「微熱」とは対照的に、かなりロック色が強いですよね。
杏実:一緒にピアノパートを作ってくださる音楽プロデューサーがいるんですけど、その人が「あまりにロックすぎて、ちょっとお手上げやで」みたいに言ってて(笑)。
一同:(笑)。
杏実:「杏実ちゃん、自分のパート作りに挑戦してみてよ」と言われて、初めて一からコード譜を書いて、自分のパートを作ってみたんです。喋る時は“癒し担当”をやらせてもらってるんですけど、「Shout of Joy」のソロになると狂ってる感じで、グリッサンドを多用していたり、不協和音をいっぱい弾いているので、普段とは違う私らしさを表現した1曲になっています!
佳子:この曲は、ボーカルと対立するようなパートがあって。2Aで栞音さんがカッコいいラップをかましてくれるんですけど、その後ろで私も歌うようにがなり感を出してて、もはや声と楽器でバトルしてるような感じなんです。それも初めての挑戦だったので、好きなポイントです。
栞音:ライブではお互いに向き合って、本当にバトルしてる感じだよね。
佳子:最後には2人で肩を組むのも好きです。
愛佳:どれも大事な楽曲なんですけど、カップリングでお気に入りの1曲挙げるとしたら「LIFE is BEAUTIFUL」ですね。この1年いろんなことがあって、振り返ると辛い思いをした日々の方が長く感じるけど、この曲を今出すことに大きな意味があると思ったし、5人で歌える幸せを噛み締めながら、パシフィコのワンマンとかツアーのラストスパートに歌わせてもらっていたので、いろんな思い出が詰まっていますね。
ーー「LIFE is BEAUTIFUL」は、スタジアムロックというか、広い会場で映えるようなスケール感がありますね。
愛佳:そう思います! SPYAIRのUZさんに作っていただいたんですけど、いい意味でCiONっぽくないんですよね。ライブの回数を重ねれば重ねるほど、ファンのみんなも曲を覚えてくれて、声を出してくれて、私たちもどんどん思い入れが強くなっていった。みんなと一緒に育てられた1曲だと思ったし、それこそスタジアムとかドームとか、大きい会場でマイクを外してシンガロングする夢も新たに生まれました。
聖奈:みんなとフェスを観に行った時、とあるアーティストさんが「一緒に歌おう! 手を挙げて一つになろう」と言っていたんです。演者とお客さんが一つになってる光景に心打たれて、プロデューサーに「私たちもそういう曲が欲しい」と連絡をして、作っていただきました。
佳子:私、浦和レッズがすごく好きなんですけど、会場で選手を応援する時にサポーターが声を出して気持ちを一つにするんですよ。「LIFE is BEAUTIFUL」を初めて聴いた時、まさにそういう曲だなと思いました。高校サッカー選手権にもハマる曲だと思います。
栞音:私もシングロングできるところが、すごく好きで。自分たちが歌わなくても、みんなが声を出してくれる。そういうステージを作るのが1つの夢だったから、CiONで叶えられたことが嬉しいです。あと、このグループで世界へ行きたいと思ってて。「オー」の掛け声って、その場で聴いてすぐ真似できるようなシンガロングでもあるから、日本だけでなく世界の方々とも一つになれる楽曲だと思います。ライブで言うと、メンバー同士がめちゃくちゃ目を合わせる楽曲なんですよ。杏実ちゃんがピアノソロを演奏してる時に、みんなで杏実ちゃんの顔を見て、5人の音楽を噛み締めながら、お互いに幸福感を表情で伝え合う場面が私は好き。歌詞は自分の背中も押してくれるし、聴いてくれる人の背中も押せるので、「こういう時があったな」とか「今頑張ってるな」という人に響く曲で、一人ひとりの人生に寄り添えると思います。
ーー最後に2026年はどんな1年にしたいですか?
栞音:今までやってきたことが実る1年にしたいですし、私たちはファンの皆さんと一緒に成長していってる感覚があって。海外のライブにも日本から参戦してくれたり、フェスも応援しに来てくれた。今年はもっと皆さんをいろんなところに連れて行きたいし、何よりみんなが笑顔になれるようなお知らせを発信していきたいです。純粋に「CiONを応援して楽しいな」「よかったな」と思ってもらえる2026年にしたいと思います。
CiON サイン入りチェキプレゼント
CiONのサイン入りチェキを3名様にプレゼント応募要項は以下の通り。
<X(旧Twitter)からの応募>
リアルサウンド公式Xをフォロー、本記事の投稿、または応募投稿をリポストしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。
<Instagramからの応募>
リアルサウンド公式Instagramをフォロー、本記事の投稿にいいね&コメントしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドXアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※非公開アカウント、DMを解放していないアカウントからの応募は抽選対象外となりますのでご注意ください。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※色紙はランダムでの発送となります。指定はできません。
※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります(転売、オークション・フリマアプリ出品含む)。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。
<締切:2026年2月4日(水)>
■リリース情報
Major 2nd Single 『シンデレラ』
2026年1月21日(水) Release
配信:https://cion.lnk.to/Cinderella
◆初回生産限定盤
品番:AVCD-61666
価格:¥2,800(税込)
《収録曲》
M1.シンデレラ
M2.微熱
M3.Shout of Joy
M4.LIFE is BEAUTIFUL
M5.シンデレラ(instrumental)
M6.微熱(instrumental)
《封入特典》
・メンバー5種アナザージャケット
◆通常盤A
品番:AVCD-61667
価格:¥1,700(税込)
《収録曲》
M1.シンデレラ
M2.微熱
M3.Shout of Joy
◆通常盤B
品番:AVCD-61668
価格:¥1,700(税込)
《収録曲》
M1.シンデレラ
M2.微熱
M3.LIFE is BEAUTIFUL
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