HANAが爆発的な人気を確立した3つの要素 デビューメンバー決定から1年、『紅白』出演やチャートを席巻できた理由
そしてやはり、特筆すべきは楽曲のクオリティと圧倒的なパフォーマンス力だろう。
CHIKAのパワフルな声量と歌唱力、NAOKOの抜群のダンススキルと存在感、JISOOの個性的で透明感あふれる声、YURIの凜としたステージング、MOMOKAの力強くアグレッシブなラップ、KOHARUのしなやかで豊かな表現力、MAHINAの天真爛漫で底知れぬポテンシャル。七人七様の個性を持ちながらひとつに調和し、強烈なインパクトを放つ様は、映像、ライブを問わず一度でも彼女たちのステージを観たことがある人なら、納得できるのではないだろうか。
もうひとつ、彼女たちをスターダムへ押し上げた要素が、“共感”の力だと思う。HANAの楽曲に通底する「自分らしく生きること」「ありのままの姿を肯定すること」「自分を愛すること」というメッセージは、同世代のみならず多くの人の心を揺さぶったはずだ。そこには、長らく“アイドル”文化が隆盛で、かわいらしく美しい見た目であること、従順であることを良しとする価値観が人々を縛っていたことも無関係ではない。HANAはオーディション時からその壁を突破する存在であり、媚びずに強く、自分たちの信じる“美”に常に正直であったからこそ、聴き手の共感を喚起できたのではないか。そしてそれは、今後も何らかのコンプレックスに悩む人たちの大きな希望となっていくに違いない。
デビューから1年を待たずに、恐ろしいほどの速さで躍進を続けるHANA。2026年も早々に『オリコン年間ランキング2025』の「アーティスト別セールス部門 新人ランキング」で1位を獲得したことが発表された(オリコン調べ/※2)。期間内売り上げも国内女性アーティストとしては令和初の20億円超えだという。今後はTVアニメ『メダリスト』(テレビ朝日系)第2期のオープニング主題歌に決定している新曲「Cold Night」や1stアルバムのリリースを控え、さらに3月からは初の全国ホールツアー『HANA 1st TOUR 2026 “Born to Bloom”』を全17都市全25公演で開催予定。デビュー1周年に向け、フルスロットルで走り抜ける構えだ。予測不能なほど人の心をワクワクさせるもの。HANAの歩む道のりもまた、私たちの期待を大きく超えたものであることを願ってやまない。
※1:https://ssl.sme.co.jp/artist/HANA/info/579360
※2:https://www.oricon.co.jp/special/71764/


























