PSYCHIC FEVER 、日本を代表してLA『ennichi ‘25』ヘッドライナーで実力炸裂 アメリカで感じる確かな手応え

インタビュー:PSYCHIC FEVER、世界中で活躍した2025年を振り返って

――本日のライブの感想やこだわった点は?
WEESA: LAで初めてフェスに出られたことで、僕たちを知らない方も来てくださって、最高に良い経験になりました。
半田龍臣(以下、半田):素敵な共演者の中で出させていただいて嬉しかったですし、個人的には24歳を迎えて一発目のショーだったので、すごく楽しかったです。
メンバー一同:おめでとう!
半田:ありがとうございます!


JIMMY:新曲を海外で初パフォーマンスしたんですけど、楽曲をちゃんと楽しんでくれているお客さんがたくさんいて、エネルギーを感じました。
中西椋雅:日本の音楽カルチャーをお届けするというテーマで、何回もセットリストを組み直して、僕たちの音楽の良さが伝わるように試行錯誤しました。
小波津志(以下、小波津):セットリストを含めて、多くの新しい挑戦があったライブでした。来てくださった皆さんと一緒に素敵な空間を作れたことが本当に嬉しかったです。
渡邉廉:日本のカルチャーを伝えるという主旨のもと、一発目から「SWISH DAT」という和とHIP HOPを取り入れた楽曲でPSYCHIC FEVERのエンターテインメントをお届けしました。またLAに戻ってきてパフォーマンスしたいです。
剣:自分たちのベースである日本や色々な国で学んだことを詰め込んだセットリストで、今年の集大成のようなライブになりました。


―― 共演アーティストと皆さんとのつながりについて教えてください。
小波津:Awichさんは僕と同じ沖縄出身で、一時期ラップも教えてくださっていたんです。こうしてLAのイベントでご一緒できたのは感慨深かったです。
半田:僕たちの楽曲をプロデュースしてくださっているJP THE WAVYさんとパフォーマンスさせていただきました。僕自身、アーティスト活動を始める前から大好きな方なので、同じステージで素敵な時間を共に過ごせたことは思い出に残りましたし、ファンの皆さんも喜んでくれたと思います。
剣:f5veは僕たちと同じLDHに所属しているアーティストで、僕も「Underground」という楽曲でサプライズ出演させていただきました(剣はf5veのMVにも出演するなどの接点もある)。僕たちの強みは、変幻自在で個々のつながりをしっかりと見せられること。それを、この場で実現できたと思います。


――U.S.ツアーに始まり、『SXSW』などの大型フェスやファンミーティングツアーを通して、アメリカだけでなくヨーロッパやアジア各国でも多くの海外活動を経験されました。今年を振り返っていかがですか?
WEESA:今年は今まで以上に色んな国に行けたこともあり、一人ひとりがさまざまな経験をして、刺激を受けた1年になりました。来年に向けてもっとステップアップできるように頑張りたいです。
小波津:来年は『LDH PERFECT YEAR 2026』が開催される、LDHにとっても大切な年です。自分たち自身も新曲などを皆さんにシェアできるよう、最高の年にしたいと思います。
JIMMY:今の熱量を冷まさずに、来年はさらに力強くなったPSYCHIC FEVERを世界にお届けできたらと思います。7人それぞれの個性が入り口となって、世界各国の人が興味を持ってくれています。「この人かっこいいかも」「この人気になるな」というきっかけから音楽を聴いてもらい、その先で誰かを支えたり、勇気づけたり、背中を押せる存在でありたいです。
剣:今年の活動を通して、たくさんの人に出会うことができました。“ennichi(縁日)”の“縁”って、“destiny(運命)”という意味ですよね。来年は僕たちのアイデンティティをしっかり皆さんに伝えて、多くの人に僕たちという“人間”を好きになってもらいたいです。

YouTubeやTwitchなどを通じて海外アーティストのインタビュー動画を見ながら英会話を学んでいると話すJIMMYとWEESAは今年、グラミー賞を主催する団体・Recording Academyによる、次世代アーティストや若手クリエイターの制作現場にフォーカスする企画で取り上げられた。オーディエンスのみならず現地の業界関係者からも注目されるPSYCHIC FEVER。

ブルーノ・マーズのバンド The Hooligansのジョン・フォシットも彼らを世界的スターになれる可能性を秘めていると語っている。歌やダンスにとどまらず、楽曲制作やライブ演出など幅広い音楽活動を展開する彼らの軌跡は、今まさに海外で“フィーバー”の熱を高めつつある。


























