乃木坂46 林瑠奈が考える『THEゴールデンコンビ』ならではの“革命的”な面白さ 千鳥との共演で得たもの

『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ2025』(以下、『THEゴールデンコンビ』)が、Prime Videoにて独占配信中だ。お笑いの最前線で活躍する実力派芸人たちが一度限りの「オリジナルコンビ」を結成し「即興コント」の頂点を決める究極のお笑いサバイバルバトルの第二弾となる今回、2年連続で番組サポーターを務めるのが、乃木坂46・林瑠奈だ。MCの千鳥とともに番組を盛り上げる役割を担うなかで得たもの、お笑い好きとしても知られる彼女から見た、『THEゴールデンコンビ』ならではの面白さとは。配信記念イベントへの出演を終えたばかりの林に話を聞いた。(編集部)
@runa_hayashi_goldencombi ついに明日『THEゴールデンコンビ2025』配信開始! ということで1年振りのセットを紹介!✨ 豪華なセットにも注目してお楽しみください! ー11月21日(金)20時独占配信開始ー #乃木坂46#乃木坂46#ゴールデンコンビ2025 #千鳥 #プライムビデオ ♬ 歩道橋 - 乃木坂46
乃木坂46を好きになる間口を広げることができていたら
――林さんが『THEゴールデンコンビ』の番組サポーターを務めるのは2年連続となります。まずこの1年で反響はどのくらいありましたか?
林瑠奈(以下、林):配信が開始してから行く先々で「観たよ!」という声をたくさんかけていただきました。仕事でお会いする方、メンバーからも「面白かった」と言ってもらえて、この番組の大きさだったり、世間のみなさんの期待感みたいなものをより肌で感じられて嬉しかったですね。
――『THEゴールデンコンビ』を観て、乃木坂46としての「ミート&グリート」(個別トーク会)に来てくれたりとか、そういったファンの方もいたりしましたか?
林:いらっしゃいました! なかなかそういうことってないと思うんですけど、配信が開始してから少し経った頃に、「今までアイドルに興味はなかったんですけど、『THEゴールデンコンビ』を観て乃木坂46をチェックするようになりました」と言ってくださる方だったり、お笑いは好きだけどアイドルはそんなにチェックしていないような、ライトなファンの方の層もこれをきっかけにより知ろうと会いに来てくださったり。乃木坂46を好きになる間口を広げることができていたらいいな、と思いながらこの1年は過ごしていました。

――それは嬉しいですね。今回、番組サポーター続投ということで、第二弾のお話があった時はいかがでしたか?
林:すごく嬉しかったです! 初めてやらせていただくことが決まった時も嬉しさ半分プレッシャー半分という感じだったんですけど、今回は前回を経た上でオファーしてくださったことが嬉しくて。前回、自分がやったことや、この1年を過ごしてきて感じていたみなさんの声がより確実に自分の中で自信に繋がったというか。自分がまたこういった形で携わらせていただけるのが嬉しくて、プレッシャーはもちろんあるんですけど、今回こそは、より一番楽しむぞという気持ちを持って臨もうと思っていましたね。
――同じMCという立場では千鳥のおふたりがいらっしゃいますけど、改めて共演してみてどうでしたか?
林:前回は千鳥のおふたりと初対面ということもありましたし、私も進行として、このトークを収束させなきゃいけないとか、番組の流れを滞らせてはいけないみたいなものを感じながらのMCだったんです。今回は千鳥のおふたりの流れに乗るところは乗って、私が出るところは出てというような、そのバランスを前回よりも掴めた気がします。おふたりの空気にいい意味で乗っからせていただきながら番組も楽しめたなと思うので、そこは前回の経験が生きているのかなと思えて嬉しかったです。
――配信記念イベントでノブ(千鳥)さんが「林ちゃんがずっと頑張ってくれましたから。一緒にね、3人で司会しましたからね」とおっしゃっていましたね。だんだんと打ち解けてきたようなところは感じますか?
林:感じますね。長い時間の収録だとお客さんも疲労が溜まってきたり、芸人さんの準備があったり、セットの転換もあるので、なかなか時間通りに進めるのが難しかったりするんです。そういったところでの間埋めのトークも千鳥さんが回してくださったり、その場の全員が気持ちよく最後まで終われるようにしてくださっていて、そこはだいぶ助かっていますし、私も番組特有の緊張感がありつつ、楽しみながら臨めたなと思います。

「面白いだけじゃなくて、ドラマがあってかっこいい」
――林さんが番組サポーターとして意識していることはありますか?
林:前回やってみて、サポーターという立ち位置は難しいなと思いました。やることが決まっている状態ではあるので、どれだけ参加していいんだろうか、笑っちゃっていいのか、みたいな部分があって。前回は自分のやることに集中するという意識が強かったんです。自分でも第一弾を観返した時に「この時、緊張してたな」という自分の顔を見て、面白いと思った時は素直に笑っていいし、リアクションしてもいいんだという考えになりました。今回は緊張感もありつつ、自分の仕事はしっかりするけど、お客さんと同じ目線を持てる立場でもあるので、楽しむところは楽しもうと思いました。千鳥のおふたりも意識されていた部分ではあると思うので、お客さん目線に立てるというありがたさを感じながら臨みましたね。
――林さんが笑ってるワンショットも映像に映っていたりして、1年前よりもリラックスして臨めてるのかなと感じました。MC席の両サイドに敗者コンビがだんだんと集まってくるところも、立ち位置として難しいんじゃないかなと思います。
林:ステージに立たれているコンビのみなさんよりも、MC席にいらっしゃる芸人さんたちの方が多くなってくると、クロストークが半端ないので。転換中に話が盛り上がって、そこでの笑いが大きかったりすると、もう勝ち抜けでいいじゃんって思わず感じる瞬間もたくさんありました(笑)。配信に載っていない部分や、あの場にいた人にしかわからない、芸人のみなさんの熱さとかお笑いを生きてる、っていう感じが伝わってくる場所でもありました。気遣いだったりとか、お客さんに対しての目線だったり、そういうのを感じながら進行させていただけたのはありがたいです。面白いだけじゃなくて、ドラマがあって、かっこいい、というのを感じていたなと思います。

――ワースト3に選ばれたコンビの得票率が書かれている紙を林さんがノブさんに手渡すというのが恒例になってきていますよね。
林:普段だったら注目されなかったり、さらっと流されてしまう部分に焦点を当てるのが、『THEゴールデンコンビ』の魅力だと感じています。そのコンビが落ちた理由を考える余地や、盛り上がるポイントを作っているのが、このシステムの面白いところで。ワースト3の得票率は私も見させていただいてるんですけど、その度に意外なところやわかる部分があったり、その時の番組としての空気みたいなものがあのパーセンテージに表れてると感じるので、ワースト3の得票率は私の中でも楽しみな部分になっています。



















