新着MVランキング:BE:FIRST「夢中」、『THE FIRST TAKE』で魅せた歌唱センスとポテンシャルの高さ
メンバーそれぞれの声に宿る“個性”
ハイレベルなダンススキルとHIPHOPやラップ主体の楽曲で頭角を現してきたBE:FIRSTだが、実は歌唱センスの高さも折り紙付き。抜群のリズム感と表情豊かに聴かせるSOTA、ハスキーなエッジボイスを得意とするSHUNTO、やわらかく繊細な声質で魅了するMANATO、変幻自在の器用さを武器に進化を続けるRYUHEI、クリアなハイトーンボイスが持ち味のJUNON、パワフルな歌唱と声量で楽曲を支えるLEOと、メンバーそれぞれの声に個性がある点も大きな魅力である。今回のようなバラード曲は、いつも以上にそのポテンシャルが発揮される選曲だったと言える。得意のダンスパフォーマンスを封印してさえ、まだ多くの引き出しを持つ芸達者ぶりは、グループの強みであるに違いない。
収録を終えたメンバーからは「聴いてくれる方に寄り添えるような声で歌おうと思って歌いました。今回はピアノバージョンということでより感情豊かに、6人の表現を存分に楽しんでもらえるようなパフォーマンスになったかなと思います」(※3)というコメントも到着。確かな手応えを感じられたようだ。
2025年は自身初のワールドツアー『BE:FIRST World Tour 2025 -Who is BE:FIRST?-』を成功させ、初のベストアルバム『BE:ST』をリリースするなど飛躍の年となった彼ら。今回の『THE FIRST TAKE』は、その現在地を改めて知らしめたランドマーク的なパフォーマンスと言えるのではないだろうか。
※1:https://charts.youtube.com/charts/TopVideos/jp/weekly
※2:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/154130/2
※3:https://www.thefirsttimes.jp/news/0000708998/
























