アイルランド発バンド Cardinals、デビューアルバム表題曲「Masquerade」リリース&MV公開

Cardinals、新曲「Masquerade」リリース

 アイルランド コーク出身のバンド Cardinals(カーディナルズ)が、新曲「Masquerade」をリリース。あわせてMVが公開された。

Cardinals - Masquerade

 本楽曲は、来年2月13日にSo Young Recordsからリリースされる彼らの同名デビューアルバム『Masquerade』からのリード曲。アルバムはこの夏ロンドンの老舗のRAKスタジオでプロデューサーのShrink(シュリンク)と共にレコーディングされた全10曲が収録される。壮大でありながら親密さを漂わせ、ロマンチシズムと神聖なイメージを満載した、結成当初からバンドが示唆していた潜在的な可能性が、はっきりと実現された作品となっている。

 バラエティ豊かな楽曲群には、暴力、冷笑、憤りなどの感情が渦巻く曲(「Anhedonia」「The Burning Of Cork」「Barbed Wire」)もあれば、無邪気で無防備な曲も。強烈な前半と、ダークな後半のコントラストが、レコードのA面とB面のように明確に区分されており、これはメンバー全員のレコードへの愛着が反映されたものだという。素朴で真摯なフォークから劇的でメロドラマチックなゴシックロックまで、予想だにしない展開を含め多様に変化する作品となっている。

Cardinals ユアン コメント(アルバム『Masquerade』について)

「このアルバムで描かれるのは、誰もが身に纏う“仮面”やうわべを剥ぎ取ること。幕が上がり、冷笑が取って変わる。皮肉屋になるのは実に簡単ですが、希望に満ち、誠実であることの方が遥かに難しいのです。演奏やツアーを通じて学んだのが、音楽や映画といった創作活動に携わる者は、完全なる皮肉屋でいることはできません。芸術は、防御層より奥深くまで掘り下げることを強いられます。剥ぎ取る過程は苦痛を伴い、誇れない部分と向き合うことになりますが、同時にその弱さを受け入れることで、ある種の容認にも繋がります。アルバムのテーマやアイデアの多くは、そういうところから生まれたものです」

「“Masquerade”という曲は、その点を広く追求しています。アルバム中でも間違いなく、最も内省的な曲の一つです。この曲が露呈する脆さに、居心地が悪くなりますが、正にそれが私たちがこの曲を書く上で目指したところです」

■リリース情報
Cardinals(カーディナルズ)
シングル「Masquerade」
配信中
配信リンク:https://cardinals.lnk.to/Masquerade
レーベル:So Young Records

アルバム『Masquerade』
2026年2月13日リリース
配信リンク:https://cardinals.lnk.to/Masquerade
レーベル:So Young Records

Tracklisting
1. She Makes Me Real
2. St. Agnes
3. Masquerade
4. I Like You
5. Over At Last
6. Anhedonia
7. Barbed Wire
8. Big Empty Heart
9. The Burning Of Cork
10. As I Breathe

■関連リンク
YouTube:https://www.youtube.com/@cardinalsmusic
Instagram:https://www.instagram.com/cardinalsband_/
Facebook:https://www.facebook.com/bandcardinals/
TikTok:https://www.tiktok.com/@cardinalsband

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