Daisy the Great、ニューアルバム『The Rubber Teeth Talk』リリース　リード曲「Dog」MV公開も

　ブルックリンを拠点とするインディーポップバンド Daisy the Greatが、ニューアルバム『The Rubber Teeth Talk』をリリース。また、収録曲「Dog」のMVが公開された。

　今作は、グラミー賞受賞プロデューサーのキャサリン・マークスとタッグを組み、ジャンルを超越した多次元的なサウンドをいっそう進化させ、フック満載の複雑なハーモニーを強化させている。

　初のヘッドライナーツアーを終えた後、ニューヨークでニューアルバムの制作に入ったDaisy the Greatの2人は、過去2年間の不思議な体験や夢から種を採取し、潜在願望が無意識のうちに現れる夢の歪んだロジックに着目。自分たちの生活の中で起こる“大切なことと、ちっぽけなこと”の両方が反映されていると説明する。2人は毎日一緒に曲を書き、バンド仲間のナルド・オチョアとマッティ・デュニエツとそれらを共有し、彼らの協力の下にデモを制作。キャサリン・マークスとバンドは、ニューヨークのデュニエツの地下スタジオでプリプロダクションを行い、その後ブルックリンのスタジオGで完成させた。

　全11曲からなる今作のリード曲「Dog」では、これまで以上にキレと即効性を備えたソングライティングが発揮されており、メンバーのケリー・ドゥーガンは「“Dog”は、ある憂鬱な日にニューヨークの街角を、長く散歩しながら書いた曲です」「ウエストビレッジの縁石の濁った水たまりに、うつ伏せになって倒れている、クマのプーさんのぬいぐるみを見て、“あ、これ私だ”と思ったんです。まるでニューヨークの街から届けられた小さなおかしな贈り物のようで、大人になることに幻滅していた私を笑顔にしてくれました」と語っている。

　また、バンドは「アルバム収録曲の多くは、自己認識、比較、ある意味で不安について歌われています。」とし、「恐怖心と、全て上手くいくのだと自分を信じることについても歌われています。これは冒険、もしくは旅だと信じること、そうすれば混乱を乗り越える方法が見つかるのです」とコメントしている。

プロデューサー キャサリン・マークス　コメント

アルバムを制作しながら、私たちはたくさん笑ったけれど、少し涙を流す機会もたくさんありました。初めて曲を聴いたときから、すぐさま彼女たちの世界に引き込まれました。彼女たちのストーリーテリングに沿ったそれぞれの曲のために、私たちが創造したキャラクターと音のアイデンティティが大好きです。このアルバムは紛れもなく彼女たちらしさが溢れていて、大好きです。

■リリース情報
『The Rubber Teeth Talk』
配信中
配信リンク：https://orcd.co/therubberteethtalk
レーベル：S-Curve Records
＜トラックリスト＞
1 Dog
2 Lemon Seeds
3 Ballerina
4 Dream Song
5 Mary's At The Carnival
6 Lady Exhausted
7 Swinging
8 Rest Of My Life
9 Bird Bones
10 Everywhere
11 Sue Me Alice

■関連リンク
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