『ダンバト』ファイナリスト16人に徹底インタビュー LDH発『D.LEAGUE』チームへの切符を掴むための決意

原口武蔵・山口俊乃介・森崇晃・杉田龍之介:多彩な4人から見たお互いの魅力

森崇晃、原口武蔵 、杉田龍之介、山口俊乃介

――皆さんの自己紹介をお願いします。

原口武蔵(以下、武蔵):原口武蔵、16歳です。中学3年間、陸上部で県大会まで進みました。負けず嫌いなところが、自分の長所だと思っています。

山口俊乃介(以下、俊乃介):山口俊乃介、16歳です。絵を描いたり、ラップで曲を作ったり、洋服を作ったり、何かを作ったりするのが好きです。

森崇晃(以下、崇晃):森崇晃、17歳です。アピールポイントは髪の色です! 三次審査ではピンク頭の坊主ヘアーで、合宿審査では「母の手形頭」というキャッチコピーがつきました。

杉田龍之介(以下、龍之介):杉田龍之介、16歳です。僕は細かいニュアンスの振り付けを考えることが得意です。

――武蔵さんは、負けず嫌いの精神は今回のオーディション期間で活かせましたか?

武蔵:マイナスな気持ちにならずに、絶対勝つという気持ちが陸上部の時からあって、それがダンスバトルにも活かされていると思います。

――武蔵さんはダンスバトルでの優勝経験もあるんですよね。それは自信になっていますか?

原口:自信になりつつも……。負けた数もその分あります。悔しい思いをした経験も多いからこそ、それが土台になって、今があると思います。

――隣の俊乃介さんから見て武蔵さんはどんな方ですか?

俊乃介:武蔵はバトラーの印象が強いのですが、ダンスにも負けず嫌いな部分が出ているなと思います。

――俊乃介さんは洋服が好きなんですね。

俊乃介:3次審査の時に、最近自分で作った洋服をNAOTOさんに見ていただいたり、自分のスタイルを「こだわりをもって、自分の魅せ方を考えている」と褒めていただいたことがありました。世間で流行っているものや、1年後の流行を先取りして持ってくることを意識しています。

――武蔵さんから見て俊乃介さんはどんな方ですか?

武蔵:最初は自分が人見知りということもあり、あまり喋れなかったんですけど、今は困った時に助けてくれます! 自分も服が好きだから、服欲しいです……!

俊乃介:いつか衣装も自分で作ってみたいという夢もあります!

――崇晃さんは手形に染めた髪が印象深いですが……。改めて、なぜ手形に染めようと思ったんですか?

崇晃:合宿審査の前にDeeさんが、皆さんに「“アーティスト”ということを意識して、服とか髪色を変えてもいいかもね」とお話していて、自分が派手髪だった自信があったので、ちょっと変えようかなと思って、お母さんに手形をつけてもらいました。

――龍之介さんから見て、崇晃さんはどんな方ですか?

龍之介:崇晃と初めて会ったのが中学3年生の時で、東京に一緒にレッスンを受けに来た時だったんですけど……。その時は喋らなくて。合宿で再会して、ペアストレッチの時に一緒のペアになって、それで喋るようになりました。最初はめちゃくちゃ怖かったです。

崇晃:マジで?

龍之介:ビビってました、僕。

――龍之介さんは、オーディション期間中でどんな振り付けをしましたか?

【LDH D.LEAGUER AUDITION】“Popcorn” Dance Practice -Team A - ≪ #ダンバトオーディション 3rd ROUND≫

龍之介:3次審査で「Popcorn feat. RIEHATA, 遠藤 翼空&山本 光汰」を2×8の振り付けさせていただいて、NAOTOさんも褒めてくださいました。7月11日の有明アリーナまでの期間でも何個か作ったりしています。

――崇晃さんから見て、龍之介さんはどんな方ですか?

崇晃:自分とはスタイルが真逆で、苦手意識があったスタイルなので、勉強になります。自分が目指しているところには必要不可欠なスタイルだと思うので刺激を受けています。

――龍之介さんと俊乃介さんが同じ学校に通っているんですよね。

龍之介:中学1年生で出会って、そこから仲良い感じです。

俊乃介:一緒のTikTokのグループで活動もしています。同い年の子はその時はあまりいなかったんですけど、その中でライバルとしてやってきました。

龍之介:俊はスタイルもはっきりしていて、発言もできるタイプだったので、すごいなと思っていました。歳を重ねるにつれて、好きなダンスを送り合ったりして、お互いに刺激し合えてるなと感じます。

「頑張ってきたことが、ようやく現実に」(崇晃)

――オーディション期間中で皆さんが成長した部分はありますか?

崇晃:僕はきついと思った時に、あともう一歩、二歩行ける、自分を追い込む力がついたなと思いました。どんな理由でダンスを始めたのかをもう一度考えて取り組むことによって、初心を思い返して踏ん張れる力がついたと思います。

――7月11日の有明アリーナでの最終審査に向けた思いを聞かせてください。

武蔵:今、1日でも練習を休んだら有明が終わった後に後悔をするので、1秒1秒を大切にしながら、どんな結果になったとしても後悔のないように、そしてもちろん、合格できるように精一杯頑張りたいです。

俊乃介:関わってくださった全ての皆さんへ感謝の気持ちを大事にしながら、有明アリーナという大きなステージでパフォーマンスをぶつけて、本気で頑張りたいです。

崇晃:小さい頃から夢見て頑張ってきたことが、ようやく現実になろうとしているので、絶対に叶えたいです。ダンスを始めて13年間、願ってきた夢を実現できるように、頑張っていきたいと思います。

龍之介:気持ち的にはいちアーティスト、いちダンサーとしてお客さんの前で全力で盛り上げるパフォーマンスをすることと、感謝と謙虚の気持ちは忘れずに、7月11日は全てをパフォーマンスにぶつけて頑張りたいと思います。

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