『「俺たちの矢沢永吉」展』、ファンと歩んだ50年の歴史 約600点に及ぶ“お宝”、本人来場時サインも展示

矢沢永吉の50年間の軌跡を辿る展覧会『EIKICHI YAZAWA 50th Year Memorial Exhibition 「俺たちの矢沢永吉」展』が、本日6月7日より横浜赤レンガ倉庫1号館の2Fと3Fの2フロアにて開催される。一般公開に先立ち、6月6日にプレス内覧会が開かれた。

2025年でソロデビュー50周年を迎える矢沢。展覧会では、矢沢が歩んだ50年間の軌跡を辿る展示として、初公開を含むステージ衣装や、愛用楽器、写真、本人の私物、直筆の譜面、初公開となるリハーサルやライブ映像の上映のほか、今回の目玉の一つと言えるファンから募集したメモリアルな“お宝”を約600点展示。ファンが大切に保管しているコンサートチケット、ライブで着ていく衣装、思い出のグッズなど、圧倒的な物量で『俺たちの矢沢永吉』を形作っている。
会場に入ると、「どうも、ようこそいらっしゃい! 矢沢永吉です。」と巨大なウェルカムボードがお出迎え。6月6日午前中に矢沢本人が会場に訪れたそうで、「矢沢永吉展最高!!ありがとう。」とサインが入っていた。同じフロアにあるのは、日本武道館公演での楽屋を再現したセットだ。


道なりに進んでいくと見えてくるのは、巨大なライブシアターと「CONCERT ARCHIVE(コンサートアーカイブ)」。“CREW MEMBER”とともに創り上げられている今回の展示の象徴とも言えるエリアであり、中には今回の募集で矢沢の元に50年ぶりに帰ってきたCAROL解散コンサート『Good Bye Concert of CAROL』で着た革ジャン、1973年に開催され矢沢がCAROLのメンバーとして出演した内田裕也主催のライブイベント『ロックンロール・カーニバル』のポスターなど、貴重な品も数多く展示されている。


矢沢がツーリングで乗っているハーレーダビッドソンの展示を横目に、3階から2階にフロアを移動すると、そこには「COMMERCIAL ARCHIVE(コマーシャルアーカイブ)」「RECORD ARCHIVE(レコードアーカイブ)」「MEDIA ARCHIVE(メディアアーカイブ)」「MEMORIES ARCHIVE(メモリーズアーカイブ)」の4つのエリアが見えてくる。


注目はレコードアーカイブの一角にある「RECORDING ROOM」。残念ながら撮影は不可だったのだが、現在制作中のニューアルバム収録風景の写真パネルやモニター映像が流れていた。さらに、国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』で受賞した「MAJ TIMELESS ECHO」の盾も飾られていた。
コマーシャル出演時の矢沢、俳優としての矢沢、アーティストとして雑誌のカバーを飾る矢沢など、多彩な一面を写し出しながら、ラストの「メモリーズアーカイブ」では矢沢にとって“聖地”と言える日本武道館での公演157回の軌跡を振り返り、「E.YAZAWA タオル」をはじめ数々のグッズが並べられている。



6月22日まで横浜会場で開催されたのちに、9月12日から24日まで大阪・堂島リバーフォーラムでも展示会が行われる。さらに、11月8日、9日には東京ドームで単独公演『EIKICHI YAZAWA LIVE in TOKYO DOME「Do It!YAZAWA 2025」』が開催され、ソロデビュー50周年のアニバーサリーイヤーを彩るさまざまな催しは続いていく。



























