BE:FIRST、シングル表題曲でなくとも伝わる“らしさ” YouTubeで公開されるライブ映像に注目
5月21日、22日に行われる国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN』。その開催を祝して、5月16日から18日の3日間、『MUSIC AWARDS JAPAN』にノミネートされたアーティストが参加する特別版「YouTube Music Weekend celebrating the MUSIC AWARDS JAPAN」が開催されている。同企画はアーティストのライブ映像などを一気にプレミア公開するというもので、BE:FIRSTも参加。5月17日21時15分より『BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 “Mainstream”』の宮城公演のライブ映像が公開される。
今回公開されるのは「BF is...」、「Brave Generation」、「Betrayal Game」、「Scream」、「Grateful Pain」の5曲。シングル表題曲はないものの、さまざまなタイプの楽曲が揃っており、BE:FIRSTの魅力がしっかり伝わるラインナップになっているのだ。
「BF is...」は1stアルバム『BE:1』の収録曲。MANATOのアカペラから始まる同曲は、BE:FIRSTを象徴するような楽曲で、歌もラップもユニゾンも詰まっており、彼らのパフォーマンスの幕開けを知らせるのにふさわしい。しかも、メンバーの7人全員が楽曲制作に参加していることもあり、BE:FIRSTメンバーのクリエイティブにも触れることができる。
「Brave Generation」は2ndシングル収録曲で、リリース当時、コロナ禍で不安を抱えながらも前に進む若い世代を応援するような楽曲だった。Novel CoreとSKY-HIが書き下ろした同曲は、ギターのリフとシンセサイザーの音によって、ロックな印象を受ける。BE:FIRSTといえばHIPHOPを感じさせる楽曲のイメージが強いが、同曲ではいつもとはひと味違う7人の歌を楽しむことができる。そういった楽曲も、自分たちらしく歌いこなせることを提示していると言えよう。
同じく2ndシングル収録曲である「Betrayal Game」は、シンガーソングライター・eillの提供曲。ドラマ『探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り』(読売テレビ/日本テレビ系)の主題歌だったため、耳にしたことがある人も多いはずだ。どこかセクシーさを感じるダンスナンバーで、ダークさとピュアさという二面性だけでなく、彼らのダンスも十分に堪能できる。