THE RAMPAGE、FANTASTICSらJr.EXILEが大阪万博に集結 個性をぶつけて世界に発信するLDHパフォーマンス

Jr.EXILE、大阪万博レポ

 南国を想像させる青い海と空の映像をバックに登場したBALLISTIK BOYZは、「SUMMER HYPE」で爽やかにライブをスタート。万博の会場に一足早く夏の風を吹かせた。そこから「SAY IT」「Animal」とグループの人気曲を立て続けに披露すると、「360°」ではメンバーがステージを歩き回って歌声を届けていく。アリーナの隅々や配信のカメラに向けても笑顔を振りまく7人に応えるように、客席では観客が掲げるグッズのフラッグが左右に揺れていた。7人の楽しさが伝わってくるステージを見せた後、最後に届けられたのは「PASION」。エネルギッシュなパフォーマンスで会場のテンションを一気に高め、残るTHE RAMPAGEへとバトンを繋いだ。

 BALLISTIK BOYZの明るくにぎやかなステージから、ガラリと雰囲気を変えて届けられたTHE RAMPAGEのステージ。4グループの中でも人数の多さを活かしたダイナミックなパフォーマンスで終始会場を盛り上げた。まずは「Everest」の重厚なサウンド、クールかつ洗練されたパフォーマンスで観客を魅了。そこから「Spider Bridge」「Stampede」「Fallen Butterfly」「SOLDIER LOVE」とノンストップで駆け抜けていき、会場を荘厳な空気で満たしていく。曲が流れるとともに大歓声があがったのは「24karats GOLD GENESIS」。LDHの伝統を継承したこの曲を万博の会場に力強く響かせ、最後にグループの定番曲「100degrees」を披露。16人の気迫が伝わってくる、圧巻のステージだった。

 THE RAMPAGEのステージが終わると、4グループがステージに集結。FANTASTICSとTHE RAMPAGE、PSYCHIC FEVERとBALLISTIK BOYZに分かれたパフォーマー同士のダンスバトルが行われた後、最後に全員でダンスパフォーマンスを繰り広げていく。こうして、イベントのフィナーレとして総勢38人で歌われたのは「24WORLD」。グループの垣根を越え、4組が勢ぞろいして一つになった、まさにスペシャルなパフォーマンスを万博の会場に刻んだ。

 万博のスペシャルサポーターを務めるJr.EXILEより4グループによる、この日だけの祝祭感に満ちたステージ。4月13日に開幕した大阪・関西万博をここからさらに盛り上げていく、最高の1日になったはずだ。

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