SixTONES、民放初冠番組でのチャンスをつかみ取れるのか? 日本テレビから6人に寄せられる期待
SixTONESは、2012年4月期放送の同局のドラマ『私立バカレア高校』での共演がはじまり。その後も、メンバー全員が様々なドラマやバラエティ番組に出演するなど日本テレビ系列の番組との縁は深い。こういった縁を大切にして、一つひとつのチャンスを物にしてきたからこそ掴み取った念願の民放初冠番組になる。
2020年1月のデビュー以降、同年4月には冠ラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)がスタートするなど、グループとしても個人としても、ドラマに舞台、映画、YouTube、ラジオ、バラエティ番組とあらゆるメディアで爪痕を残してきた。
SixTONESのYouTubeチャンネルからも伝わるように、彼らはバラエティ向きなメンバーが勢揃いしている。そこでの言動はもちろん、ドライブ中の何気ない会話ですら笑いを誘うのだ。きっと笑いの神も味方しているのだろう、特に“青ジャージ”回は「外れなし」「神回」と言われるように、抱腹絶倒な展開が待っている。ボケにツッコミ、一発ギャグもお手の物。全員が喋れて、任されれば仕切ることもできる。全員が豊かな個性を発揮するグループだ。
3月28日に田中がラジオ番組『START LINE』(J-WAVE)にゲスト出演し、改めてSixTONESの成り立ちについて紹介。ジュニア時代、全員が一度は辞めようと考えていたと明かし、「最後に1回、この6人で賭けてみようか」と集まった6人だと語っていた。
デビュー後ほどなくしてコロナ禍に入るなど、思うように活動ができなかった時期もあっただろう。それでも6人は、得意分野を活かしたり、新たな挑戦を続けたりしながら、一回りも二回りも成長して現在に至る。2020年1月のCDデビューから5年、そして2015年の結成から10年を迎える今年、大きなチャンスを掴んだのだ。
4月6日を境に、SixTONESが日本の日曜の夜を笑いで満たし、“Golden”に彩ってくれるはずだ。SixTONESのエンターテインメントのひとつとして『Golden SixTONES』が、この先10年、20年……とSixTONESのスタイルで、SixTONESにしかできないバラエティ番組なっていくことを願う。「この番組を見ずして月曜を迎えられない」「この番組を見ずしてバラエティは語れない」といわれるほどに、視聴者の心を掴んで離さない未来が来ることを想像している。
メンバーがリレーのように番宣に奮闘し、満を持して迎える2025年4月6日。放送を前に、脳内に流れるのはやっぱりこのフレーズ、〈こっから始まんだ〉(「こっから」)ではないだろうか。