SixTONES、2024年は俳優業で飛躍 ドラマ、舞台、映画……それぞれの活動がグループに還元
#YugoKochi of #SixTONES opening night for his turn in Neil Simon's comic play ’Come Blow Your Horn!'
"The show book is really funny. I was a little nervous as I'm not that outgoing in real life, but the script itself carried me through any concerns!"@SixTONES_SME pic.twitter.com/oSPJdr2FjG
— STARTO ENTERTAINMENT (@STARTO_INT) October 3, 2024
どちらかというとバラエティ番組での印象が強い髙地優吾・田中樹・森本慎太郎の3人も、2024年は俳優としての活動に力を入れていたように思う。たとえば髙地は、ニール・サイモンが3年半の歳月をかけて完成させたブロードウェイデビュー作『Come Blow Your Horn』を原作としたコメディ舞台『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』で、初単独主演を飾った。彼が演じたバディ・ベーカーは、物語の前半と後半でキャラクターがガラリと変わるのだが、その二面性を分かりやすく、かつ自然に表現していたように思う。
また、森本は『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)で、GP帯ドラマ単独初主演を務めた。コメディ色が強い作品ということもあり、台詞を言う間や、テンポなどのセンスが求められていたように感じるが、さすがは『だが、情熱はある』(日本テレビ系)で演じた芸人・山里亮太(南海キャンディーズ)を研究し尽くした森本である。まさに、芸人さながらの勘の鋭さで、作品の面白さを底上げしていた。さらに、今年は藤井道人監督作品の映画『正体』にも出演。同作への出演を通して、「表現の幅が広がった気がする」(※2)と語っていた彼が、来年はどのような一面を見せてくれるのか楽しみだ。
そして、ラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)でMCを担当している田中は、SixTONESのなかではいちばん“しゃべり”のイメージが強いメンバーでもある。しかし、今年は間宮祥太朗主演ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)や、同作の映画版『劇場版 ACMA:GAME 最後の鍵』で、作品の鍵を握るメインキャラクター・斉藤初を好演。昨年、田中が出演していたドラマ『単身花日』(テレビ朝日系)を観たときにも筆者が感じたことだが、しゃべりを回すのがうまい彼は、会話におけるバランス感覚を持っていて、それが芝居のなかにも活かされている。「もっと田中の演技を見たい!」と思っているファンも多いのではないだろうか。
グループとしても、来年1月15日にニューアルバム『GOLD』のリリースが決定しており、多忙を極めることが予想されるSixTONES。「すべての活動はグループのために」という想いが一致している彼らは、個人活動を重ねるたびに、グループとしてパワーアップをしていく。その姿を来年も見られるのが、楽しみでならない。
※1:https://spice.eplus.jp/articles/331289
※2:https://movies.shochiku.co.jp/shotai-movie/news/240711comment/
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