木梨憲武「62歳でHIPHOP始めました!」 新浜レオンとSWAYも登場、雨の中で熱唱届けたアルバム『木梨ソウル』リリイベ

木梨憲武『木梨ソウル』リリイベレポ

 木梨憲武の2年4カ月ぶりとなるアルバム『木梨ソウル』のリリースを目前に控えた10月29日、同作の発売を記念した『木梨憲武ミニライブ』が、東京・アーバンドック ららぽーと豊洲 シーサイドデッキ メインステージにて開催された。応援ゲストとして、木梨と親交の深い歌手・新浜レオンとアルバムにも参加しているDOBERMAN INFINITYのSWAYを迎え、アルバムに収録の「No Limit feat. AK-69」や「空を見上げた feat. HAN-KUN (RED SPIDER Remix)」など4曲を熱唱。どしゃぶりの悪天候の中、びしょ濡れになりながら観客を楽しませた。

 『木梨ソウル』は、この日ゲスト参加したDOBERMAN INFINITYのSWAYをはじめ、AK-69、B'zの松本孝弘、クレイジーケンバンドの横山剣、ナオト・インティライミ、湘南乃風のHAN-KUN、AI、Crystal Kay、松下洸平など、木梨と交流のある多彩で豪華なアーティストが作詞曲、ボーカルで参加。タイトルのソウルをはじめ、HIPHOP、ファンク、レゲエ、ロックなど、幅広い音楽性で木梨憲武ワールドが表現された作品だ。

 イベントでは黒のスーツにハットという、ジャケット写真の衣装をまとって木梨が登場する。「出てきたばっかりですけど、中止です――噓ですけど(笑)。こんな雨でもきてくれる人がいることを信じていました。うれしいです。ありがとうございます」と、冒頭から笑いを交えた木梨流で、悪天候にもかかわらず来場してくれた観客に感謝の気持ちをコメント。続けて「でも雨とか関係ないんで。気持ちはピーカンで行きましょう!」と、会場を盛り上げた。

 ミニライブの前半戦は、木梨がプロデュースを手がけた新浜の楽曲「全てあげよう」とSWAYの楽曲「Life Coaster」が披露された。「全てあげよう」では、新浜が敬愛する西城秀樹を彷彿とさせるアツさに、会場にはリズムに併せた手拍子と「レオン!」と名前を呼ぶ合いの手が広がり、楽曲の最後には木梨が振付けをした膝スライディングをキメて会場を沸かせた。また「Life Coaster」ではミディアムテンポのビートに乗せて、木梨と観客が手を左右に揺らし、あったかい空気が会場を包んだ。

 木梨のリリースイベントにもかかわらず、応援に駆けつけてくれたふたりのために、アルバムには収録していない曲を歌う機会を作って逆に応援してしまうという、ある意味でとても木梨らしいと言える前半戦。そんな木梨だからこそ、いつも木梨の周りには人が集まり、アルバムを作ると言えばこぞって参加したいと思うのだろう。新浜とSWAYも「木梨のためならば」といった雰囲気で、一緒にびしょ濡れになって声を枯らす様子が印象的だった。

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