IVE、DIVEへの愛と感謝届ける涙のステージに “世界的グループ”になったことを証明した初のワールドツアー
アンコールでは、トロッコに乗ったメンバーが「WOW」「Mine」を歌唱。会場中を見渡してDIVE一人ひとりの姿を確認しながら歌うメンバーの姿に、客席からはずっと空気が割れんばかりの大歓声が響きわたっており、改めてIVEを愛する者がこの日本にいかに多いかを実感する。そんなDIVEの姿を間近で目にしたことで、GAEULとLEESEOが次第に涙目に。メインステージに戻って日本オリジナル曲「Will」を朗らかに歌い上げると、6人はひとりずつ、ファンへの愛の込めたメッセージを語りかけた。
最初にマイクを握ったLIZは、「今日、DIVEの皆さんに挨拶をしながら、一人ひとりのキラキラとした眼差しが本当に印象的でした。これからもずっと心に刻んでおきたいと思います」と涙ながらにコメント。続いてマイクを手に取ったLEESEOは、話し始める前から感極まり、しばらくの間言葉に詰まってしまう。そして涙声で「愛するDIVEの皆さんと一緒に過ごせてとても幸せでした」「また日本に来ますので、もうちょっと待っていてくださいね」と日本のDIVEとの再会を約束した。
「話したいことがいろいろとある」と話を切り出したYUJINは、今回のツアーを通じて学べたことが多かったと語る。以前は全ての物事が自分の肩にかかっていると感じていたが、ツアーを経て「(周囲には)私たちを助けてくれる、いい方々がたくさんいるなと思いました」とこの約1年という時間を支えてくれた全てのスタッフに感謝を述べる。そして彼女は、メンバーに対しての感謝の言葉も述べ、「大好きな人たちと一緒に、私を大好きでいてくれる人と、大好きなことをやる。これをずっと続けられるなら、将来も幸せに生きていける」と、アーティストとしての道をこれからも歩み続けたい気持ちの強さを口にした。WONYOUNGは、「(DIVEから)たくさんのエネルギーを貰って、本当に私は幸せな人だと思いました」「私は日本のDIVEが本当に大好きです」「私の永遠の味方になってください。私も皆さんの永遠の味方です。ありがとうございました」とDIVEへの感謝の気持ちを語った。
GAEULは、先ほどトロッコの上で涙を滲ませた理由について「(会場を一周しながら見た)皆さんの目があまりにもキラキラして、明るく挨拶してくれて、この光景がありがたいなと思って」「皆さんの愛情をたっぷりと感じることができました」と言葉を紡ぐ。そして、ツアーを通じて葛藤を抱えたこともあったと振り返りながら、「DIVEの皆さんはずっと私たちのそばにいてくれる、ありのままを愛してくださるということがよくわかりました」「本当に本当に心を込めて、愛しています」とDIVEへの愛情を丁寧に語った。最後にマイクを取ったREIは、「みんなに言いたいことがたくさんある」と前日の夜にしたためたという手紙を読み上げた。自身が幼少期の頃に夢見た「東京ドームのような大きなステージに立てるアーティストになる」という夢が叶ったこと、スタッフや家族への感謝の気持ちを述べ、メンバーにも「みんなと一緒のグループになれたことが人生で一番の幸せです」と日頃の感謝の気持ちを伝えた。そして、「いつも会いたいよと思っていることを、DIVEに伝えたいです」と穏やかに語りかけ、本公演最後のMCを終えた。
全員で「お疲れさまでした!」と円陣を組んで抱き合った後、IVE初の英語シングル「All Night」を披露。紙吹雪が舞う中、ステージから姿が見えなくなる最後の瞬間まで感謝の気持ちを伝えて、IVEの1stワールドツアーは大団円を迎えた。
今回、ツアーファイナルの瞬間に立ち会ったことで、IVEが名実ともに“世界的グループ”になったことを証明し、この先への一歩を大きく踏み出したことを実感した。今年の12月には、デビュー3周年を迎える彼女たち。6人はこの先もきっと、彼女たちにしか出せない唯一無二の華やかな輝きで世界中を魅了し、グループの物語を紡いでいくことだろう。
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