&TEAM、“グループ結成の地”で迎えた2周年アニバーサリー LUNÉと相互に伝え合った愛と感謝
9人組グローバルグループ・&TEAMが、結成2周年を迎えた9月3日にアニバーサリーイベント『&TEAM 2nd Anniversary [縁 DAY]』を開催。本公演はグループ結成地である東京ガーデンシアターで行われ、LUNÉ(ファンの呼称)とともに大切な記念日を祝う一日となった。本稿では、昼公演の模様をレポートする。
イベントは「Scar to Scar」「W.O.L.F.(Win Or Lose Fight)&TEAM ver.」のパフォーマンスでスタート。9人の力強い歌声と一糸乱れぬダンスで、序盤から会場の熱気を高めた。
続く「&TEAM研究所」と題した企画コーナーでは、研究所の“所長”として司会の古家正亨が白衣姿で現れ、メンバーも白衣姿にチェンジ。くじ引きで決まったHARUA、TAKI、MAKIの“天才とマンネズ”チーム、EJ、FUMA、JOの“人見知り”チーム、K、NICHOLAS、YUMAの“目立ちたがり”チームに分かれ、「ボール運び」「オノマトペチャレンジ」といった2つのゲームに挑んだ。
和気あいあいとしたムードに包まれた後は、メンバーがそれぞれカバー曲をパフォーマンスするスペシャルステージへ。最初に登場したEJとNICHOLASは「Cupid」(pH-1 feat. PENOMECO)をカバー。仲良く肩を組んだり、自分たちや客席の様子を撮影したりと、楽しいステージを繰り広げた。衣装も自分たちで選んだといい、歌唱後にNICHOLASは「今日のためにネイルをしてきました」とアピール。
FUMAとKは、「Take You Down」(Chris Brown)にのせてセクシーなダンスを披露。Kがロサンゼルスでダンスを習っていた時の先生の振り付けをカバーしたといい、「一瞬で大人の世界に惹き込もう」という想いで準備してきたという。しなやかさと力強さを併せ持った2人のステージに、終始大歓声があがっていた。FUMAも「一度はセクシーなパフォーマンスを見せたかった」「見せられて本当に幸せです」と達成感に満ちた様子を示した。
ステージに部屋のようなセットが出現し、ソファに座りながら「ハルノヒ」(あいみょん)を歌い上げたのはYUMA。バンドメンバーによる生演奏にのせて、優しい歌声を届けた。歌唱後には「&TEAMではじめて1人で舞台に立ったんですけど、めちゃくちゃ緊張しましたね」とコメントしていたが、そんな緊張を感じさせない堂々としたパフォーマンスだった。
HARUAとTAKIは「CHE.R.RY」(YUI)を披露し、モニターに2人からLUNÉへの愛のこもったメッセージも映し出された。マイクスタンドや衣装に添えられたさくらんぼのモチーフは、事前に2人で買いに行ったのだという。歌唱後には、お揃いのさくらんぼの指輪を仲良くアピールしていた。
セットに腰かけて「青春病」(藤井 風)を歌い上げたのはJO。この曲を選んだのは、「自分の感情に歌詞がすごく合っていた」からだという。“青春”にちなんだ制服風の衣装をまとい、伸びやかな歌声を披露した。
最後のMAKIは、キーボードを奏でるNICHOLAS、ギターを弾くEJとともに「Bad Day」(Daniel Powter)をカバー。歌唱後に「実は手、震えてた」と明かしていたが、感情のこもった力強い歌声が会場いっぱいに響きわたっていた。
本日2度目の「&TEAM研究所」では、LUNÉに事前に回答してもらったアンケートをもとに作成した4択クイズに挑戦。正解の内容にちなんで、FUMAが「GO GO サマー!」(KARA)をキレキレにダンスカバーしたり、NICHOLASが“愛嬌3連発”として可愛くポーズを決めたりする一幕もあり、会場は再び和やかなムードに包まれた。
その後は、「五月雨(Samidare)」「青嵐 (Aoarashi)」「War Cry」「FIREWORK」の4曲を詰め込んだメドレーへ。バンドメンバーによる迫力の生演奏、そして2年の軌跡をなぞるようなステージに客席は大盛り上がり。そこから2022年にリリースされたデビューEPのリード曲「Under the skin」をパフォーマンスして本編を締めくくった。